2013年7月23日、中國政府は外國人へのビザ発給に関する新たな條例を発表した。新條例は発給條件について従來よりもさらに厳格に規(guī)定しているため、不法入國や不法滯在、不法就労などと見なされる外國人が増加する恐れがある。スペイン?EFE通信の報(bào)道を引用し、25日付で參考消息（電子版）が伝えた。

【その他の寫真】

9月1日より施行される「中華人民共和國外國人出入國管理?xiàng)l例」では、ビザで定められた滯在區(qū)域外で活動(dòng)した者、ビザや居留許可証の定める期限を超過して中國に滯在する者は、いずれも不法滯在と見なされると規(guī)定。その罰則については具體的な記載がないが、7月1日から施行された「中華人民共和國出入國管理法」には、悪質(zhì)なケースでは1日ごとに500元（約8000円）の罰金あるいは15日以下の拘留に処し、場合によっては國外退去を命じることがある、との記載がある。

この新條例により、中國に滯在する外國人に不安が広がっている。外國語教師や個(gè)人事業(yè)主など、これまで就労ビザを取得できないために訪問ビザの名目で滯在していた外國人は、今回のビザ発給に関する規(guī)定細(xì)分化によって訪問ビザの発給が減らされ、不法滯在に該當(dāng)する可能性が出てくるからだ。

報(bào)道によれば、2000年以來、中國を訪れる外國人の數(shù)は年10％のペースで増加を続け、現(xiàn)在すでにスペインなどの観光大國に匹敵する規(guī)模となっている。世界観光機(jī)関（UNWTO）のデータでは、2012年に両國を訪れた外國人はいずれも延べ5770萬人に達(dá)している。(翻訳?編集/碧海)