中國のネットで人気の日本の「神薬」、むやみに使うと…―中國メディア

Record China    2019年9月28日(土) 13時(shí)50分

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25日、中國紙?銭江晩報(bào)は、中國のネットで人気の日本の薬に関して注意を促す記事を掲載した。寫真は中國人観光客が購入した日本の商品。

2019年9月25日、中國紙?銭江晩報(bào)は、中國のネットで人気の日本の薬に関して注意を促す記事を掲載した。

記事は近年、多くの中國人消費(fèi)者が日本のいわゆる「神薬」を訪日旅行時(shí)に買い求めたり、代理購入サービスを通して手に入れたりしていると指摘。しかし、浙江大學(xué)醫(yī)學(xué)院附屬第一醫(yī)院薬學(xué)部の専門家は、こうした人気の薬について注意を喚起している。

例えば、ある風(fēng)邪薬の配合成分について、この専門家は「すさまじい薬の使い方でなんて肝っ玉が大きいのだ」と感想を述べた。この風(fēng)邪薬には9種類の成分が含まれており、こうした配合は中國國內(nèi)の薬には見られないという。

記事は、「配合成分が多いほど効き目があるように見えるが実際はそうではない」と述べ、「風(fēng)邪薬の成分の多くは癥狀を緩和するにすぎない。病気の経過を短くできるわけではなく、風(fēng)邪の時(shí)は癥狀に応じた成分の薬を飲むべきで、余分な成分は副作用をもたらすだけ」と指摘した。類似の問題は他の「神薬」にも見られるとしている。

実のところ、日本の「神薬」の問題點(diǎn)についてはすでにメディアによって取り上げられていたと記事は紹介。今年1月には日本の目薬について、長期の使用が目を傷付ける危険性が専門家から指摘されていたと伝えた。

では、なぜこうした薬が人気となるのだろうか。記事はSNSを利用した広告やさまざまな投稿が後押ししていると説明。実際、「神薬」として人気になっている薬の多くが、日本では価格が安く効果が単一の普通の商品だが、中國ではその用途が誇大化されているという。

さらに、こうした薬の品質(zhì)に問題はなかったとしても、「むやみに買ったり、醫(yī)師の指導(dǎo)がない狀況でむやみに使用したりすべきではない」と記事は指摘。どんな病気であっても癥狀に応じた薬を処方すべきで、そうしないと副作用に苦しむことになるかもしれないと注意を促した。

このほか、日本のドラッグストアの中には外國人向けの店があり、そこで売られている「神薬」を日本人は自身で使わないとも述べ、最後は「日本のいわゆる『神薬』については、注意した方が良い」と結(jié)んだ。(翻訳?編集/山中)

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