2013年7月25日、中國(guó)新疆ウイグル自治區(qū)のニュースサイト?亜心網(wǎng)によると、中國(guó)西部に位置し、パミール高原に接する崑崙山脈に數(shù)百人規(guī)模の「野人」が存在している可能性があると新疆生態(tài)學(xué)會(huì)理事長(zhǎng)で新疆環(huán)境保護(hù)科學(xué)研究院の研究員でもある袁國(guó)映（ユエン?グオイン）氏が、24日に行われた自身の著書(shū)「野人」を巡る討論會(huì)で明かした?，F(xiàn)存する資料から中國(guó)には200?500人の野人が存在していると判斷できるという。

【その他の寫(xiě)真】

袁氏はこれまで40年にわたって野人に関する研究を続けており、1978?2005年に新疆ウイグル自治區(qū)のポベーダ山やアルタイ山、アルチン山などに5回の現(xiàn)地調(diào)査に訪れ、言い伝えや目撃証言をもとに「中國(guó)野人分布図」、「世界野人伝承分布図」を作成した。袁氏はその中で、「國(guó)內(nèi)で最も身體の大きい野人はアルチン山や崑崙山脈などに存在し、最も小さい野人はウルムチ市周辺の山深い地域に存在している」と指摘している。

袁氏によると、中國(guó)國(guó)內(nèi)に存在する野人は體表に赤味を帯びた毛を持ち、背が高いことなどが特徴で、人口の少ない山間部に住んでいる。古くは數(shù)も多く、広い地域に生息していたと見(jiàn)られるが、人類(lèi)社會(huì)の発展とともに減少していき、現(xiàn)在は世界全體で500?1000人しか殘っていないと考えられる。そのうち、中國(guó)國(guó)內(nèi)の湖北省神農(nóng)架林區(qū)やチベット自治區(qū)、新疆ウイグル自治區(qū)などに200?500人が生き殘っている可能性があるという。

しかし、野人の目撃証言は中國(guó)國(guó)內(nèi)に多數(shù)あるものの、正式な調(diào)査団が現(xiàn)地を調(diào)べてもいまだ発見(jiàn)できておらず、その存在を疑問(wèn)視する見(jiàn)方が強(qiáng)い。袁氏は「本當(dāng)に存在しないなら、これほど多くの場(chǎng)所で何世代にもわたって言い伝えられていることや、具體的な特徴や様子の証言は得られないはずだ」と野人の存在を強(qiáng)調(diào)し、今後も調(diào)査研究を続けていくと話している。（翻訳?編集/岡田）