Record China 2019年9月29日(日) 11時(shí)30分
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中國で猛威を振るう「アフリカ豚コレラ」が韓國でも拡大。北朝鮮で確認(rèn)された後、非武裝地帯の野生イノシシを経由して広がったとみられ、韓國紙は「養(yǎng)豚業(yè)が崩壊する恐れがある」と危機(jī)感を強(qiáng)めている。寫真は上海浦東國際空港の稅関。
中國で猛威を振るう「アフリカ豚コレラ(ASF)」が韓國でも拡大している。5月に北朝鮮で確認(rèn)されたASFが非武裝地帯(DMZ)の野生のイノシシを経由して広がったとみられる。韓國政府は疾病防止に全力を挙げているが、韓國紙は「養(yǎng)豚業(yè)が崩壊する恐れがある」と危機(jī)感を強(qiáng)めている。
ASFは日本の中部地方や関東地方の一部で発生している豚コレラとは異なり、予防ワクチン接種などの対策がないとされる。り患した豚の肉を人間が食べても健康に影響はないが、豚やイノシシへの感染力は極めて強(qiáng)く、1週間以內(nèi)に100%死ぬという。
朝鮮日報(bào)によると、北朝鮮と接する韓國北西部の京畿道坡州市で17日に同國として初めて発生したASFは、京畿道の金浦と江華の2カ所の養(yǎng)豚場でも24日と25日に確認(rèn)された。同紙は「(ソウルなどを流れる)漢江より南にある金浦と江華という京畿西部でもASFが発生したことで、政府と防疫當(dāng)局の初動(dòng)対応が事実上失敗したことが露呈し、疾病が京畿西部を経て南部に拡大する可能性が高まった」と指摘した。
さらに「京畿南部は國內(nèi)で最も多く豚を飼育している忠清南道と接している」と説明?!窤SFが京畿道全域に広まり、忠清南道まで拡大すれば、韓國の養(yǎng)豚産業(yè)は崩壊する恐れがある」と警鐘を鳴らした。
昨年時(shí)點(diǎn)で韓國全體では1133萬頭の豚が飼育されている。忠清南道は1230以上の養(yǎng)豚場で計(jì)233萬頭の豚が飼われている。飼育頭數(shù)基準(zhǔn)でみると全體に占める割合は21%で、全國17の市?道の中で1位だ。ASFが発生した京畿道と忠清南道の豚が韓國全體の豚のほぼ40%を占めている。
感染源について、韓國政府は北朝鮮地域のイノシシである可能性が高いとみている。南北を隔てるDMZなど前線一帯では病死したと推定されるイノシシが多數(shù)観察されている。軍事境界線や川を越えてくるイノシシは韓國軍が見つけ次第駆除しているが、すべてを阻むのは困難という。
今回の事態(tài)に関して朝鮮日報(bào)は建國大動(dòng)物資源科學(xué)科のイ?サンラク教授の「政府は豚を殺処分した農(nóng)家に相場の20~100%を補(bǔ)償すると言っているが、農(nóng)家の立場としては相場の100%を補(bǔ)償してもらえるのか未知數(shù)であり、仮に100%補(bǔ)償されたとしても、再び豚の飼育を始めるまでに早くても3年以上かかるため、養(yǎng)豚農(nóng)家の打撃は避けられない」との見方を紹介した。
ハンギョレ新聞は社説でASFを取り上げ、「もしこの病気が全國に広がる事態(tài)になれば、養(yǎng)豚農(nóng)家はもちろん、その前後に連なる関連産業(yè)全般が大きな打撃を受ける『災(zāi)厄的狀況』となりうる。政府?民間ともに非常な覚悟で対処すべき時(shí)だ」と訴えた。(編集/日向)
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