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27日、環(huán)球時報は、韓國でイヌ用の蟲下し薬が「がんに効く」とのうわさが流れ、當局や専門家が「服用しないように」と呼びかける騒動が起きていると報じた。
2019年9月27日、環(huán)球時報は、韓國でイヌ用の蟲下し薬が「がんに効く」とのうわさが流れ、當局や専門家が「服用しないように」と呼びかける騒動が起きていると報じた。
記事は、韓國YTNテレビの26日付報道を引用。今月4日から韓國のSNS上で「がん患者に福音」と題した動畫が拡散した。末期の肺がんで余命3カ月と診斷された米國の60代男性が、イヌ用の蟲下し薬フェンベンダゾールを3カ月間服用したところ、全身に拡散していたがん細胞が全て消え去ったという內容で、26日までに190萬回再生されたという。
この動畫が拡散すると、多くの人が動物病院に同薬品を求めて駆け込み、品切れが続出したほか、8月に末期がんと診斷された韓國の著名有名人も「私もこの方法を試してみることにした」と表明したという。
韓國食品醫(yī)薬安全所は23日、同薬品について「人體の臨床実験による効果が証明されていない」とし、服用すれば重篤な副作用を起こす恐れもあるため服用しないよう呼びかける聲明を出した。また、韓國薬剤師協(xié)會も「現(xiàn)在販売されている同薬品はネコやイヌの體內にいる寄生蟲を駆除するものであり、人間の服用は危険」と同調したとのこと。
韓國メディアは「がん患者はうわさを妄信することなく、理性的な判斷をしてほしい」と伝えたという。(翻訳?編集/川尻)
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