2013年7月26日、青島から溫州へ向かう旅客機(jī)がエンジントラブルにより離陸後25分ほどで青島空港に引き返す事故があったが、事故前に乗客がエンジンの異常を6回も訴えていたことが分かった。27日付で広州網(wǎng)が伝えた。

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この旅客機(jī)は天津から青島経由で溫州へ行く予定だったGS6613。26日早朝、実家の溫州へ向かうため天津から同旅客機(jī)に乗り込んだ乗客の張さんは、主翼そばの窓際の席に座っていた。張さんは本來なら機(jī)體がいちばん安定しているはずの水平飛行になっても、機(jī)體からトラクターのような音が聞こえ、かなりの振動や金屬の摩擦熱のような匂いもしていたことから異常を察知。すぐさま客室乗務(wù)員に伝えたものの、客室乗務(wù)員は機(jī)長に連絡(luò)も取らず「大丈夫です。異常はありえません」の一點(diǎn)張りだった。

飛行機(jī)が経由地の青島に到著すると、いったん機(jī)體から降りた張さんは5人の空港職員にエンジンの異常を訴えた。にもかかわらず、きちんと取り合ってくれる職員はおらず、逆に「気にしすぎだ」と言われる始末だった。同旅客機(jī)は間もなく新たな乗客を加え、合わせて160人あまりの乗客を乗せて溫州へ向け離陸した。ところが、その25分後にエンジンに異常が発生し引き返したという。幸いけが人はおらず、事故原因は調(diào)査中だ。(翻訳?編集/YM)