2013年7月28日、中國の女優(yōu)が蕓能界における“潛規(guī)則”（暗黙のルール）を暴露した騒動(dòng)で、加害者とされたドラマ監(jiān)督が、今度は原告となって名譽(yù)棄損を訴え出たことが明らかになった。網(wǎng)易娯楽網(wǎng)が伝えた。

今年1月、中國の女優(yōu)ホウ?インジュエ（侯瓔[王玉]）は、出演が決まっていたドラマの監(jiān)督から性的接待を求められ、これを斷ると主演から降板させられたとぶちまけた。いわゆるこうした“枕営業(yè)”を中國では“潛規(guī)則（暗黙のルール）”と呼んでいる。彼女は降板後に別のドラマに起用してもらう旨、プロデューサーと同意書を交わしたものの、これが履行されることがなかった。そして今年3月、同プロデューサーを相手に勝訴し、裁判所は52萬元（約830萬円）の賠償金支払いを命じている。

すでに決著がついたかと思われた今回の騒動(dòng)だが、加害者とされるドラマ監(jiān)督のほうが、インジュエを相手に名譽(yù)棄損で訴え出たことが明らかになった。騒動(dòng)から7カ月を経て動(dòng)きを見せたことが奇妙に感じられるが、監(jiān)督はインタビューに対し、「騒動(dòng)の直後に訴え出ていたが、裁判所に受理されるまでに時(shí)間を要した」と説明?！阜嗓喂什盲蚱诖工搿工?、今回の裁判について語っている。

近年、中國蕓能界では“潛規(guī)則”の噂が途切れることなく伝えられる。今年31歳のホウ?インジュエは映畫の名門大學(xué)?北京電影學(xué)院の出身で、すでに一定の知名度を持ち、過去には有名俳優(yōu)と交際の噂でも顔を知られた女優(yōu)だった。それだけに今回の騒動(dòng)は、これまでにも増して世間の関心を集めている。(翻訳?編集/Mathilda)