大阪市中央體育館で行われたバレーボールワールドカップ（W杯）女子中國－セルビア戦で28日、中國はセルビアを3-0で破って優(yōu)勝を決めた。中國メディアの新京報は2019年9月28日付で、10月1日の建國70周年への「厚い禮物」などの表現(xiàn)も用いて、優(yōu)勝に喜びを“爆発”させた記事を掲載した。

記事は見出しに「十連勝！ 十回優(yōu)勝！ 十全十美（＝完全無欠）！」の文句を使い、「十」の文字を反復(fù)させて喜びを“爆発”させた。本文では中國女子バレーについて「W杯で史上2度目の2大會連続優(yōu)勝、5度目の優(yōu)勝、史上初の最終戦を待たずの優(yōu)勝決定。世界トップになったのは10回目」「新中國成立70周年に厚い禮物」などと表現(xiàn)した。

中華人民共和國が成立したのは1949年10月1日で、今年（2019年）10月1日の國慶節(jié)は建國70周年に當(dāng)たる。そのため中國では、大掛かりな祝典の準備が進められている。女子バレーボールW杯の優(yōu)勝は、建國70周年に花を添える快挙と受け止められたようだ。

今回のW杯で、中國女子はこれまで無敗の10連勝。記事は「明日のW杯最終戦で、中國女子はアルゼンチンに勝利して11戦全勝で凱旋することを目指す。実現(xiàn)すれば中國女子バレーボールとして、世界三大大會で5度目の全勝優(yōu)勝だ」と期待を示した。

バレーボールW杯は1973年から4年に1度、開催されている。女子の優(yōu)勝回數(shù)は中國（5回）、キューバ（4回）、イタリア（2回）の順で、ソ連が73年の第1會大會で、日本は77年の第2回大會で優(yōu)勝している。バレーボールW杯はバレーボール世界選手権、夏季五輪と合わせて、バレーボールの三大大會とされている。中國バレーボール女子は世界選手権で2回、五輪で3回優(yōu)勝している。（翻訳?編集/如月隼人）