2013年7月29日、韓國(guó)紙?亜洲経済（中國(guó)語(yǔ)版サイト）によると、済州島を訪れる中國(guó)人観光客は急増しているが、その経済効果はあまり期待できず、逆に生態(tài)系や景観の破壊といった問(wèn)題が生じている。中國(guó)新聞社が伝えた。

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統(tǒng)計(jì)では、昨年1年間で済州島を訪れた中國(guó)人観光客は延べ108萬(wàn)人。そのうち86萬(wàn)人が中國(guó)旅行社のツアー商品を購(gòu)入していた。中國(guó)旅行社の市場(chǎng)シェアは85％以上で、韓國(guó)の旅行會(huì)社が割り込む余地は非常に少ない。中國(guó)旅行社が送り込む中國(guó)人観光客は中國(guó)人が経営する土産店やホテルを利用するため、済州島で恩恵を受けるのは観光バス業(yè)界や少數(shù)の宿泊施設(shè)、飲食店のみ。多くの観光収入が中國(guó)に流れているのが実情だ。

済州島の繁華街?寶健路にある101軒の商店で7月8?10日に実施された調(diào)査によると、77％の経営者が「中國(guó)人観光客が増えた」と感じているが、実際に「売り上げが伸びた」と感じているのは50％以下という結(jié)果に。逆に、中國(guó)人観光客が増えたことで、他の國(guó)からの観光客が減ったことを悩む経営者は多く、中國(guó)人観光客の受け入れを拒む商店も現(xiàn)れている。

一方で、中國(guó)人観光客の増加により、汚水や廃水の増加、地下水の枯渇などの深刻な環(huán)境破壊が表面化している。済州島では今年、中國(guó)人観光客220萬(wàn)人を目標(biāo)にしているが、観光収入流出をいかにして食い止めるか、経済成長(zhǎng)と環(huán)境破壊の矛盾點(diǎn)をいかにして調(diào)整するかが今後の課題となっている。（翻訳?編集/本郷）