2013年7月29日、人民日?qǐng)?bào)によると、フィリピンのガズミン國(guó)防相は28日、空軍と海軍の主要基地をかつて米海軍基地があったスービック灣に改めて移し、中國(guó)と領(lǐng)土係爭(zhēng)を抱える南シナ海により迅速に展開(kāi)できるようにする計(jì)畫であることを明らかにした。フィリピンは南シナ海問(wèn)題で中國(guó)と拮抗できるよう、鳴り物入りで軍事力を拡大していると見(jiàn)られる。

スービック灣は天然の深い港灣で、首都マニラの北80kmに位置し、フィリピンが米國(guó)から得た大型軍艦2隻も停泊できる。

1901年に米國(guó)はスービック灣に海軍基地を建設(shè)し、かつては海外最大の米軍基地として知られた。1990年代初めの米軍撤退を受けてフィリピン政府に返還され、1992年に経済特別區(qū)となった。

AP通信が入手したフィリピン國(guó)防省の機(jī)密文書によると、同じくマニラの北に位置するクラーク空軍基地と比べ、スービック灣は戦闘機(jī)の所要時(shí)間をより短縮して、中國(guó)と領(lǐng)土係爭(zhēng)を抱える南シナ海により直接的、より迅速に展開(kāi)できる。空軍基地の新規(guī)建設(shè)には約2億5600萬(wàn)ドル（約251億1616萬(wàn)円）必要だが、スービック灣はすでに世界レベルの滑走路と航空施設(shè)を備えており、約1億1900萬(wàn)ドル（約116億7509萬(wàn)円）で空軍基地に改修できる。

ガズミン國(guó)防相は資金さえ確保できれば、空軍と海軍およびその軍用機(jī)と軍艦をスービック灣に移す方針を表明?！袱长欷悉铯欷铯欷挝鳐榨％辚豫蠛＃膝伐屎＃─蚴丐毪郡幛馈工趣馐訾伽?。

同文書によるとフィリピンは將來(lái)米軍に短期駐留を認(rèn)め、現(xiàn)在より大規(guī)模な合同軍事演習(xí)を多く行なうことも計(jì)畫している。

フィリピンは一貫して米國(guó)がアジア太平洋地域で軍事力を強(qiáng)化して中國(guó)を牽制することを支持するとともに、外交的手段で南シナ海の主権を中國(guó)と爭(zhēng)っている。

AP通信は「現(xiàn)在、南シナ海の領(lǐng)土紛爭(zhēng)が引き起こす衝突への懸念が深まっている。深刻な衝突が起きた場(chǎng)合、成長(zhǎng)を続けるアジア経済が將來(lái)脅かされるかもしれない」と論じた。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?翻訳/NA?編集/武藤）