韓國軍が人口減少対策として徴兵検査の身體基準緩和を検討―中國メディア

Record China    2019年10月7日(月) 8時20分

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韓國で、軍當局が人口減少に備えて現役軍人の身體基準の緩和を検討していることが明らかになった。寫真はソウルの地下鉄。

韓國軍が人口減少に備えて現役軍人の身體基準の緩和を検討していることが明らかになった。9月30日付で中國メディア?新華社が伝えた。

記事が韓國?聯合ニュースの報道を基に伝えたところによると、韓國國防部と兵務庁は徴兵に関する規(guī)定を改訂し、現役軍人の身體條件についての基準を引き下げる見通し。新たな規(guī)定では、體重や血圧などの項目について判定基準が緩和されるという。

政府関係者の話によると、兵務庁は2021年頃に韓國における現役軍人の徴兵制度が「重大な困難」に直面すると予測しており、新たな基準も21年を目処に適用されると見られている。

韓國の統(tǒng)計庁が発表した出生統(tǒng)計によると、昨年の出生數は32萬6800人で、1970年の統(tǒng)計開始以來最低となった。合計特殊出生率は前年の1.05人から0.98人に急減し、人口維持に必要とされている2.1人の半分にも満たなかった。

これを受け、聯合ニュースは「人口の急減は入隊適齢期の男性の急激な減少につながる恐れがある」と指摘。さらに、予備軍訓練(除隊後8年間の定期訓練)に參加する男性の數が09年の29萬1000人から昨年は25萬3000人にまで減少したこと、17年には約35萬人いた20代男性の數が22年には25萬人にまで減少する見込みであることを紹介した。

韓國では18~35歳の健康な男性全員に兵役が義務付けられており、條件を満たしているにもかかわらず兵役を拒否した場合には、罰金または懲役の実刑判決が下る場合がある。(翻訳?編集/巖谷)

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