2019年9月29日、中國の軍事情報(bào)を紹介するアカウント?兵器世界は、「F-35戦闘機(jī)はどうしてドイツやフランスに売らないのか」とする記事を掲載した。

記事は、第5世代のステルス戦闘機(jī)であるF-35について、米國が英國、イタリア、オーストラリア、トルコ、ノルウェー、カナダ、オランダ、デンマークの8カ國をパートナーとして引き込んで研究開発したもので、現(xiàn)在までにこの8カ國と日本、韓國、イスラエルなどに売ってきたと紹介。一方で、北大西洋條約機(jī)構(gòu)（NATO）加盟國であるフランスとドイツは購入していないとした。

そして「フランスとドイツは狀況が異なる」としたうえで、ドイツについては「軍と政府の間で意見が一致しないことが理由だ」と説明。2017年にドイツ空軍が米ロッキード?マーティン社にF-35購入のオファーを出したものの、フランスとの戦闘機(jī)共同開発に舵を切ったメルケル政権によりこの計(jì)畫は頓挫し、F-35購入を推進(jìn)してきた空軍參謀総長が更迭されたと伝えている。

また、フランスについては「そもそも購入する必要がないと考えている」とし、「フランスが獨(dú)立自主を強(qiáng)調(diào)し続けてきたこと、米國の指図を受けて行動(dòng)する狀況に対して早々に嫌気がさしていたこと、米國が主として開発したF-35を?qū)毪筏皮猊榨楗螗工虾韦卫妞獾盲椁欷胜い瓤激à皮い毪长?、米國がF(xiàn)-35を外國に販売する場(chǎng)合、往々にしてダウングレードの條件を付けること」の4點(diǎn)が大きな理由であると解説した。

記事は、「F-35を買わない獨(dú)仏両國は自前の第5世代戦闘機(jī)プロジェクトを立ち上げており、昨年4月には両國防衛(wèi)相が共同開発の合意文書に署名した」と紹介。無人機(jī)とステルス戦闘機(jī)を組み合わせた未來の空中戦闘システム（FCAS）構(gòu)想が打ち出されたとする一方、「戦闘機(jī)の就役は、世界の大國が早々に第6世代プロジェクトを推進(jìn)しているであろう2040年とされていることから、FCASがどれだけの役割を果たすかは未知數(shù)だ」と評(píng)している。（翻訳?編集/川尻）