2019年9月3日、新京報は、中國で行われたeスポーツの大會で、試合後に選手が相手と握手しなかったことが物議を醸していると報じた。

記事によると、3日早朝に終了したゲーム「王者栄耀」プロ秋季リーグのeStarPro―Hero戦で、Heroが接戦の末に敗れて今シーズン初黒星を喫した。しかし、試合後にHeroの新人選手?曽湘軍（ザン?シアンジュン）が相手メンバーの張聡（ジャン?ツォン）と握手をしなかったことが問題になった。

曽は直ちにSNSで謝罪をするとともに「とても疲れていて反応できなかった」と釈明したが、當(dāng)時の映像を見たネットユーザーらはこの言い訳を認(rèn)めず、「試合に負(fù)けただけでなく、品性でも負(fù)けた」と厳しい言葉を浴びせているという。

記事は、「試合よりも友好を重んじる姿勢や試合後の握手は、各種の伝統(tǒng)的なスポーツ競技において隨所に見られる。これが選手同士を友人にしているのだ」とし、「たとえば卓球。日本の福原愛さんは8歳で中國に學(xué)びに來て、東北弁を會得したほか、中國で非常に可愛がられた。試合會場で福原さんは頻繁に中國選手と友情を深めていた。王楠（ワン?ナン）が結(jié)婚した時には介添人まで務(wù)めた」と伝えた。

そして、「eスポーツでは新人が露骨に感情を表すことがよくある。しかしプロ選手としてこれは改めるべきことだ。今回の件は、プロの選手やチームに対し、eスポーツにおいてもスポーツマンシップが重要だという警鐘を鳴らした」と評した。（翻訳?編集/川尻）