2013年8月1日、日本では在住外國(guó)人のうち、中國(guó)人（華僑、華人）の人數(shù)が最も多い。日本人と結(jié)婚した人以外にも、たくさんの中國(guó)人が日本に住んでいるが、家を買うかどうかでは態(tài)度を決めかねて賃貸生活を続ける人が多い。人民日?qǐng)?bào)海外版が伝えた。

【その他の寫真】

▽賃貸は普通のこと

毎年4月になると、東京は中國(guó)各地から留學(xué)や仕事でやってきた大勢(shì)の中國(guó)人を迎え入れる。日本の大學(xué)の寮は経済的に恵まれない學(xué)生向けのものが多く、留學(xué)生寮があっても數(shù)は少なく、住める期間も決まっている。そこで、日本の大學(xué)生は在學(xué)中に部屋を借りるのが一般的で、これは中國(guó)人留學(xué)生も同じだ。日本で新生活をスタートした留學(xué)生にとって、部屋を借りるのは（買うよりも）負(fù)擔(dān)が少なく、身動(dòng)きが取りやすいため、ほとんどがこの道を選択する。

ある機(jī)関が東京都に在住する18歳から29歳の中國(guó)人100人を?qū)澫螭诵肖盲孔≌钨U貸情況に関する調(diào)査によると、ほとんどの人が家賃約5萬(wàn)-6萬(wàn)円の部屋に住んでいる。地価の高い東京では、高額の家賃がかなりの負(fù)擔(dān)だが、それでもほとんどの中國(guó)人が部屋を借りたいと考えるという。

日本の企業(yè)では支社への転勤があるところが多いが、転勤の期間はせいぜい數(shù)年だ。働く人々としては、あまり早くに家を買ってしまうと損をすることになる。2012年に20-30歳の在日中國(guó)人600人を?qū)澫螭诵肖铯欷骏ぅ螗咯`ネット調(diào)査によると、賃貸の方が得だと考える人が全體の63％を占めた。その理由は23％が「購(gòu)入は経済的負(fù)擔(dān)が重すぎる」と答えた。また77％が「家を買えばメンテナンスに金がかかる。賃貸ならすぐに引っ越せる」と答えた。

▽永住がカギ

日本で暮らす中國(guó)人が住宅を購(gòu)入する場(chǎng)合、優(yōu)遇措置は何もない上、日本人と同じように土地に対する固定資産稅を納め、同じように手続きをしなければならない。ローンを組もうとすれば銀行が勤め先を?qū)彇摔工毪长趣摔胜毪⒂雷丐胜盲郡?、勤め先が「いい?huì)社」でなかったりすると、審査には通らず、ローンでの購(gòu)入は難しくなる。また買おうとする物件の価格が購(gòu)入希望者の年収の5-7倍でなければローンは借りられない。

日本在住の李（リー）さんは「日本は地震が多く、自然災(zāi)害も多く、買った後で家が倒壊してなくなってもローンを返し続けなければならないことを恐れる人が多い。購(gòu)入と賃貸を比較した場(chǎng)合、賃貸の方がやっぱり気楽だ」と話す。

また李さんによると、日本に長(zhǎng)く住むかどうかが決まっていない中國(guó)人は、ほとんどが家を買わない。日本では購(gòu)入した住宅を売りに出す場(chǎng)合、損をするケースが多いからだという。

東京のハードウエア會(huì)社に勤める白（バイ）さんは「帰國(guó)のチャンスがない人や帰國(guó)してもよい仕事が見つけられない人は日本にとどまらざるを得ず、こういう人は日本で家を買うケースが多い」と話す。

中國(guó)人の多くが賃貸を選択するが、購(gòu)入を選ぶ中國(guó)人の熱意は冷めることがない。東京のある不動(dòng)産會(huì)社に勤める李さんによると、中國(guó)の大都市の住宅価格は東京よりも高いか、ほぼ同じレベルだ。日本の物件には土地所有権がついていて相続することができ、法律は整い、価格も比較的安定している。在日中國(guó)人だけでなく、日本人も投資のために住宅を購(gòu)入したいと考えるのだという。

ここ數(shù)年、日本の不動(dòng)産會(huì)社は中國(guó)市場(chǎng)を積極的に開発すると同時(shí)に、在日中國(guó)人を潛在的な顧客層とみなしてきた。ある報(bào)道によると、2011年3月5日、日本溫州総商會(huì)が主催する在日中國(guó)人向け住宅展示會(huì)が日本の淺草にある東京都立産業(yè)貿(mào)易センター臺(tái)東館で開催され、400人を超える中國(guó)人が來(lái)場(chǎng)したという。

展示會(huì)には、日本の大手不動(dòng)産會(huì)社の住友不動(dòng)産、東京建物、東武鉄道、日本エスリードが顔をそろえ、各社は最新の物件の資料を用意して在日中國(guó)人に最高品質(zhì)のサービスを提供したいとアピールした。

昨年には、日本の不動(dòng)産情報(bào)サイトが同商會(huì)と提攜し、十分な準(zhǔn)備をした上で中國(guó)語(yǔ)サイトをうち出した。サイトでは在日中國(guó)人向けに東京近郊のおすすめ新築マンションを紹介するほか、中國(guó)人向け住宅ローンの申請(qǐng)條件や購(gòu)入時(shí)に必要な各種費(fèi)用の情報(bào)、日本の多くの銀行が提供する住宅ローンの詳しい情報(bào)を紹介し、永住権の取得の有無(wú)別に、住宅を購(gòu)入しようとする中國(guó)人が適切な準(zhǔn)備をできるようにしている。

ある報(bào)道によると、在日中國(guó)人が日本で不動(dòng)産を購(gòu)入する場(chǎng)合になかなかローンを借りられないという問(wèn)題を解決するため、中國(guó)銀行東京支店は日本で個(gè)人向け住宅抵當(dāng)借入（モーゲージローン）のサービスをうち出し、中國(guó)人が住宅ローンを借りやすくしたという。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?翻訳/ KS?編集/武藤）