TOTOの北京工場が生産終了、東南アジアも視野に供給體制の最適化検討 / ムロコーポレーションが湖北省に自動車部品の製造會社を設(shè)立 / クオンなど3社共同で中國向けにショートアニメ配信

●TOTOの北京工場が生産終了、東南アジアも視野に供給體制の最適化検討

TOTOのグループ會社である北京東陶による衛(wèi)生陶器の生産が9月末に終了した。TOTOが2019年10月9日付で発表した。

北京東陶の設(shè)立は1994年で、TOTOグループ初の中國での衛(wèi)生陶器の生産拠點だった。TOTOはその後、東陶機器（北京）、東陶華東、東陶（福建）を設(shè)立し、中國國內(nèi)での衛(wèi)生陶器の生産能力を強化した。

一方で、北京東陶の周囲では住宅地化が進(jìn)行し、2018年には北京市の都市再開発計畫でも住宅用途地域に指定された。TOTOはその他の中國國內(nèi)拠點を中心に、ベトナム?タイなど周辺國の生産拠點も含めたグローバルな供給體制の最適化を検討した。中國市場への衛(wèi)生陶器の安定供給が十分に行えることが確認(rèn)できたので、北京東陶については合弁パートナー企業(yè)との協(xié)議の上、生産を終了することを決めた。

●ムロコーポレーションが湖北省に自動車部品の製造會社を設(shè)立

ムロコーポレーションは9日、湖北省孝感市高新技術(shù)開発區(qū)に自動車部品の製造販売?輸出入を行う子會社の設(shè)立を決めたと発表した。中國地域での自動車部品の需要増に対応し、海外事業(yè)の一層の拡大を図る。

新會社の商號は睦諾汽車部件。資本金は736萬ドル（約8億円）で、ムロコーポレーションの全額出資。會社設(shè)立は11月、稼働開始は2021年4月を予定する。

●クオン?ADKエモーションズ?ファンワークスが共同で中國向けにショートアニメ配信

クオンは9日、ADKエモーションズ、ファンワークスとの3社共同事業(yè)として、10月21日から中國の短尺動畫アプリ向けにショートアニメ「破裂蛋蛋君」（Mr.EGG）の配信を行うと発表した。中國では短尺動畫アプリマーケットでのショートアニメに人気が出ているが、配信は日本企業(yè)では初の試みという。

展開キャラクターの人気を生かし、商品、ゲームなど幅広いビジネス展開を視野に入れる。（翻訳?編集/如月隼人）