北京の新空港は「アートミュージアム」だった?―中國メディア

人民網(wǎng)日本語版    2019年10月13日(日) 9時0分

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北京大興國際空港が先ごろ正式に開港した。しかし、新空港に「アートミュージアム」が隠されていることを知らない人は多い。

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北京大興國際空港が先ごろ正式に開港した。しかし、新空港に「アートミュージアム」が隠されていることを知らない人は多い。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

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「北京大興國際空港公共蕓術(shù)全體計畫」プロジェクトは、空港建設(shè)時にすでに立ち上がっていたという。同プロジェクトは中央美術(shù)學(xué)院が請け負(fù)い、全體計畫には五つのターミナル通路、五つの庭園、國際線到著ロビー通路、VIPラウンジなどのアート作品?アート化施設(shè)の建設(shè)が含まれる。

大興空港にはどんなアート作品があるのだろうか?

その多くが空港利用客にとって身近なところに展示されている。たとえば天井から吊り下げられている「花語」という作品を見てみよう。

「花語」は空港2階の西南通路の端にあり、作品全體が金屬機(jī)械と弾力繊維織物で作られている。モーターで動く各ユニットが音楽のリズムに合わせて開閉し、天井から吊り下げられた空間でまとまりのある優(yōu)美な動きを見せる。

また、日照狀況の変化に応じて花の開き具合もリアルタイムで変化し、外光を自動調(diào)節(jié)する役割を果たしている。

空港3階の南通路の端にある作品「愛」は、世界のさまざまな言語の「愛」をハート形にデザインし、空中に吊り下げられたインスタレーションになっている。

空港2階の東南通路の端にある「二十四節(jié)気」は、中國の伝統(tǒng)文化における二十四節(jié)気をアートガラス素材を用いて表現(xiàn)し、天井から吊り下げられた抽象アート作品。この作品では、グラデーションのある色合いのアートガラスが、さまざまな角度からあたる光の下で情趣あふれる効果を生み出している。

これらのアート作品は純粋に鑑賞を目的としたものだが、空港利用客が身近に觸れることのできるアート作品もある。

空港2階の國際線到著ロビー通路にある「帰鳥集」と「微笑みウィンドウ」は、どちらもインタラクティブな映像インスタレーション作品?!笌ⅧB集」は、中國の宋代花鳥畫の視覚言語を用い、精密で変化に富んだデジタル花鳥絵巻を作り上げている。

さらに、空港の公共施設(shè)と一體化したアート作品もある。

空港2階西南通路の「字畫伝承」は、漢字の字畫をモチーフにして機(jī)能的な椅子をデザインしてある。

また、空港にはアートを取り入れた子供用の施設(shè)もある。

空港2階東南通路の「弈趣」は、碁盤の目と白と黒の碁石をモチーフにデザインされている。碁石の形をした椅子の表面はタッチセンサー機(jī)能のある素材が採用され、指でタッチすると文字や語句が浮かび上がる。(提供/人民網(wǎng)日本語版?編集/AK)

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