江蘇省無(wú)錫市で10日に発生した高架橋の崩落事故について、2年前に事故の発生を予測(cè)する文章が発表されていたとする情報(bào)が、注目を集めている。

國(guó)営の新華社通信などによると、同市で現(xiàn)地時(shí)間10日午後6時(shí)10分、國(guó)道312號(hào)線の高架橋が突然崩落し、車3臺(tái)が下敷きになった。この事故で、車に乗っていた3人が死亡、2人が負(fù)傷したとみられている。

事故が発生した高架橋について、以前から多くの市民がその安全性について疑問を呈していたという。複數(shù)のメディアの報(bào)道によると、2017年4月24日に「無(wú)錫の高速內(nèi)環(huán)道路の高架橋はいったいあとどれだけもつのか」との文章がSNS上で発表されていたことが分かった。

一部メディアが「神予言」などと報(bào)じているこの文章では、規(guī)定の積載量を超過したトラックが高架橋を走行することで梁（はり）などにひびが入っており、いつ崩落するか分からない狀況だと記されていた。また「設(shè)計(jì)上の使用年限は50年だが、こんなトラックが通っていたら壽命は當(dāng)然縮まっている」とも指摘している。

このほかにも、SNS上で「國(guó)道312號(hào)線を過積載のトラックが思いのままに走っている」「トラックの走行を禁止してほしい」といった投稿が掲示板などに寄せられていたようだ。

中國(guó)中央テレビの情報(bào)によると、今回の崩落事故もトラックの過積載が直接的な原因になった可能性があるという。（翻訳?編集/川尻）