2019年10月10日、海外網(wǎng)は、安倍晉三首相がこの半年足らずで中國に対して3回も愛嬌（あいきょう）を振りまいたとし、その背景について論じた文章を掲載した。

文章は「半月足らずの時間に、安倍首相は3度も中國に対して積極的に愛嬌を振りまいた」とし、先月26日に異例ともいえる中國建國70周年の祝賀ビデオメッセージを送ったこと、今月4日の臨時國會での施政方針演説で日中の新時代を切り開き、日中関係を新たな段階へと押し上げると強(qiáng)調(diào)したこと、そして9日の參議院本會議でも「あらゆる面での交流を拡大し、日中関係を新たな段階へ押し上げ、日中の新時代をつくる」と改めて強(qiáng)調(diào)したことを紹介した。

そして、安倍首相の姿勢は「日本の現(xiàn)在の外交狀況による、客観的な結(jié)果だ」として、米國からの経済、貿(mào)易面での圧力が続く中で中國との関係を安定させ、中國との経済的なやり取りを拡大して自國経済の圧力を和らげようという狙いだと解説している。

また、日韓関係が冷卻したままであること、足踏み狀態(tài)の日朝関係、領(lǐng)土問題や平和友好條約問題で進(jìn)展がない日ロ関係もあり、安倍政権は積極的に中國との関係を改善し、地域における外交で苦境に立つことを避けようとしていると論じた。

文章は、日中関係改善は経済や文化の交流を柱としつつ、軍事交流や第三者市場の協(xié)同構(gòu)築も両國関係を深める新たな推進(jìn)力になっていると紹介。昨年から始まり、特に今年下半期に入って一層活発化した日中両國の関係改善の動きについて「得難いものであり、雙方がより大切にしなければならない」とし、安倍首相が半月足らずで3度中國にポジティブなシグナルを送ったことを評価した。

その一方で「日中関係を脅かす?jié)撛诘膜室丐饪催^してはならない」と釘を刺すことも忘れず、世界第2、第3の経済大國である両國が正しい軌道に沿って安定的に前進(jìn)することで、初めて、地域ひいては世界の平和と繁栄にますます多くの力を與えることになるのだと結(jié)んでいる。（翻訳?編集/川尻）