2013年8月5日、華字紙?中文導(dǎo)報(bào)はこのほど、日本の安倍晉三首相が、日中?日韓関係に配慮して、8月15日の終戦記念日にA級(jí)戦犯が祭られている靖國(guó)神社への參拝を見(jiàn)送る模様だと伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

安倍首相は、最初に政権を握った2006?2007年の終戦記念日に、靖國(guó)神社を參拝しなかった。このことが、小泉純一郎元首相のたび重なる靖國(guó)神社參拝で緊張狀態(tài)にあった日中関係を改善させ、後の安倍首相の電撃訪中につながった。そのため、安倍首相がこの日に靖國(guó)神社を參拝するかどうかは、今後の日中?日韓関係をうらなう上で試金石となっている。

安倍首相は、靖國(guó)神社に関して「第一次政権の時(shí)に參拝できなかったのは痛恨の極み」と話したり、4月に168人の國(guó)會(huì)議員が參拝した際に「當(dāng)然である」と発言したりするなど、一貫して保守的な立場(chǎng)をとってきた。そのため、當(dāng)初、安倍首相は8月15日に靖國(guó)神社を參拝する可能性が高いと見(jiàn)られていた。

しかし、先の參議院選挙の圧勝により、自民黨が長(zhǎng)期政権を執(zhí)ることとなり、安倍首相は長(zhǎng)期的な視點(diǎn)で日中?日韓関係に配慮した行動(dòng)をとる必要が出てきた。それと同時(shí)に、日本は東アジア諸國(guó)の対立激化を懸念する米國(guó)の立場(chǎng)も考慮する必要がある。

安倍首相はこれまで「外交問(wèn)題にかかわるため、參拝するかしないかについては公表しない」として明言を避けてきたが、麻生太郎內(nèi)閣副総理大臣兼財(cái)務(wù)大臣は7月29日、安倍首相の靖國(guó)神社參拝について、「靜かにお參りすればいい。何も戦爭(zhēng)に負(fù)けた日だけ行くことはない」と話していることから、安倍首相は8月15日の參拝を見(jiàn)送る可能性が高いと見(jiàn)られている。（翻訳?編集/北田）