中國人消費者を失いつつある米國ブランド―米メディア

Record China    2019年10月16日(水) 11時20分

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14日、環(huán)球時報は米ウォール?ストリート?ジャーナルの記事を引用し、米國ブランドは中國人消費者を失いつつあるとする記事を掲載した。資料寫真。

2019年10月14日、環(huán)球時報は米ウォール?ストリート?ジャーナルの記事を引用し、米國ブランドは中國人消費者を失いつつあるとする記事を掲載した。

記事は、「これまで長年にわたって米國企業(yè)は中國をチャンスにあふれた新天地と見なしてきたが、最近では中國人消費者が西洋ブランドに殺到する現(xiàn)象が見られなくなってきている」と伝えた。

北京市內のショッピングセンターで買い物をしていた高(ガオ)さんは、「今は品質も大して変わらなくなった。だったら國産を買わない理由がない」と語ったという。高さんは、以前はナイキやアディダスが好きだったが、今では中國ブランドのLI-NINGを愛用しているという。記事は「LI-NINGは中國ですでにおしゃれなブランドとなっている。1998年の調査では中國ブランドをかっこいいと思う人はほとんどいなかった」と伝えた。

さらに記事は、「米國ブランドは中國で大きな問題に直面している。一つは中國ブランドが強くなってきていること、もう一つは中國人消費者がますます一部の外國ブランドを避けるようになっていること」と指摘。これは「政治的に中國の気分を害しているためで、その結果、かつて人気の高かった米國ブランドの人気が落ちてきている」とした。

その上で、「特にペット食品、乗用車、ネットゲーム、攜帯電話、電気製品の分野で外國ブランドのシェアが縮小傾向にある」と指摘。攜帯電話では2011年の時點でノキア、サムスン、アップルが中國市場の約7割を占めていたが、19年上半期は華為技術(ファーウェイ)、OPPOvivoの中國ブランドが71%のシェアを占めているという。

また、クレディ?スイス銀行の昨年の調査によると、18歳から29歳の中國人消費者の9割以上が、中國ブランドを購入する傾向があることが分かったと記事は紹介。「3年ほど前から中國ブランドは人気が高くなってきており、中國ブランドの品質とイノベーションはレベルが上昇している」とし、「中國人消費者も容易に外國ブランドに心を動かされることはなくなった」と伝えた。(翻訳?編集/山中)

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