2013年8月6日、中國新聞社によると、中國工程院院士、中國國務(wù)院大型機(jī)専門家委員會主任の張彥仲（ジャン?イエンジョン）氏は5日、「雲(yún)南科學(xué)大フォーラム」で、「中國大型機(jī)プロジェクト」と題するスピーチを行った。張氏は、「中國が獨(dú)自に開発した初の大型旅客機(jī)のC919が、2015年末に初飛行を?qū)g施する。將來的にはボーイング737、エアバス320と肩を並べ、かつ経済性?環(huán)境保護(hù)?安全性?快適性の面で航空業(yè)界をリードする」と語った。

C919大型旅客機(jī)は中國が2008年より獨(dú)自に開発を進(jìn)めてきた、新型の150座席級ナローボディ機(jī)で、現(xiàn)在世界で最も好調(diào)な売れ行きを記録しているナローボディ機(jī)のボーイング737、エアバス320と同クラスだ。C919は世界最先端のエンジンとシステムを採用しており、スタンダードタイプは全席エコノミー使用で168席、ミックスタイプで156席となっている。標(biāo)準(zhǔn)飛行距離は4075km、飛行速度は時(shí)速828kmに達(dá)する。

張氏は、「C919はスタンダードタイプ、ロングタイプ、ショートタイプ、飛行距離延長タイプ、特殊タイプ、貨物輸送タイプ、公務(wù)タイプなどの機(jī)種を持ち、経済性?安全性?快適性?環(huán)境保護(hù)などの面で世界トップ水準(zhǔn)に達(dá)している」と語った。

その他の同クラスの機(jī)種と比べ、C919は高い燃費(fèi)性能を誇る。張氏は、「C919の1km當(dāng)たりの燃料消費(fèi)量は、同クラスの機(jī)種を12?15％下回り、使用コストを10％削減できる」と説明した。

張氏はC919の先進(jìn)的なシステムに自信を持っており、「C919の飛行制御システム、補(bǔ)助動力システム、水?廃水システムはボーイング737やエアバス320に相當(dāng)する。その他の航空電子システム、照明システム、機(jī)械?電力設(shè)備総合制御システム、空気管理システム、燃料システムなどの10のシステムは、いずれも同クラスの機(jī)種より優(yōu)れている」と話した。

張氏は、「C919は初歩設(shè)計(jì)?詳細(xì)設(shè)計(jì)の段階の審査に合格しており、全面的に技術(shù)発展段階に入っている。C919の95％の部品の設(shè)計(jì)が完了しており、生産?製造段階に入っている。2014年には組立を?qū)g施し、2015年末に初飛行を?qū)g施する見通しだ」と述べた。

現(xiàn)在、大型旅客機(jī)を製造する能力を持っているのは、米國、歐州4カ國、ロシアのみで、國際市場で採用されているのはボーイング機(jī)とエアバス機(jī)のみだ。C919の登場は、この「2強(qiáng)」の地位を揺るがし、「3社鼎立」の構(gòu)造の形成を促すだろう。ゆえにC919の開発の過程が、國際市場から注目を浴びている。

張氏は、「現(xiàn)在までに、C919は國內(nèi)外から380機(jī)の注文を受けている。中國國際航空、中國東方航空、中國南方航空、海南航空の中國4大航空會社の他に、米國や東南アジアなどの國と地域からも注文が來ている」と語った。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/YF?編集/武藤）