フライメディア 2019年10月15日(火) 23時(shí)0分
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香港では『大閘蟹』と呼ばれて親しまれている上海蟹。本場(chǎng)中國(guó)では勿論のこと、日本でも季節(jié)の味として広く知られている。そしてここ香港でも、地元の人から観光客まで幅広く愛(ài)され続けている秋ならではの味覚だ。
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香港では、この秋の味覚を“自宅”で思う存分しむという家庭が多い。大閘蟹が出回るようになると、専門(mén)店から生きたままの蟹を買(mǎi)ってきて蒸す。その日の夕食は“蟹だけ”を1人で何杯も食べるのだという。そのせいか、香港人と一緒に大閘蟹を食べると、その無(wú)駄のなく年季の入った食べ方に驚かされる。
一方で、地元の人同士のちょっとした食事會(huì)などでは、きちんとしたレストランで蟹コースを頼むようになる。秋になると上海料理を謳うレストランでは、大閘蟹コースを提供する店が出てくる。レストランごとのコースメニューの內(nèi)容と値段を見(jiàn)比べながら色々と試し歩くのが、筆者の毎年の楽しみにもなっている。
有名どころのレストランは數(shù)多くあるが、値段的に手を出しやすくコスパも良いレストランの代表と言えば、尖沙咀に本店がある老舗レストラン「滬江飯店」ではないだろうか。今年も「滬江飯店」の上海蟹コースが始まったというので、早速訪れてみた。
大閘蟹コースを頼むと、大閘蟹そのものを食すだけではなく、そのこってりと濃厚な味噌を利用した料理も楽しみだ。ちなみに蟹味噌を使った料理の代表作でありどこでも見(jiàn)かけるものは、蟹味噌が入りの小龍包だろうか。尚、筆者が「滬江飯店」のコースの中で最も好きな料理は、おこわに蟹味噌がたっぷりとかかったもの。毎年このコース料理を食べているが、その都度、口の中に広がる濃厚な美味しさに悶絶をしてしまう?!笢埖辍工涡伐畅`スは、このほかに蟹味噌入りのスープやデザートがついている。
秋ならではの味覚、自分にあった店を探して食べ歩くのも旅の楽しさ。ぜひ、季節(jié)限定の味覚を體験していただきたい。(提供/フライメディア)
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