2013年8月7日、ベトナム?ダナン國(guó)際空港の稅関分局は先頃、中國(guó)人観光客2人の手荷物から発見した地図2枚とガイドブック數(shù)十冊(cè)を沒収した。6日付ベトナムメディアの報(bào)道を引用して環(huán)球時(shí)報(bào)（電子版）が伝えた。

【その他の寫真】

稅関側(cè)は、これらの印刷物にはベトナムの領(lǐng)海主権を歪曲する內(nèi)容が含まれており、同國(guó)の文物?出版物や輸入関連規(guī)定に違反していたためと説明。地図2枚には中越両國(guó)が領(lǐng)有権を主張する西沙諸島と南沙諸島が中國(guó)領(lǐng)として記載されていた。逆に、ガイドブックのベトナム観光地図には西沙諸島と長(zhǎng)沙諸島が未記載だった。

ベトナムの関連部門では、規(guī)定に従ってこれらの印刷物を沒収するだけでなく、さらにガイドブックの中國(guó)語の內(nèi)容をチェックした上で、適當(dāng)な処罰を検討しているという。今年3月?5月にはニンビン省とダナン市で大量の中國(guó)製地球儀やガイドブック、児童の教科書を押収、臺(tái)灣製のノート480冊(cè)や卓上カレンダーも沒収されている。

ベトナムではこれらの“非合法出版物”を押収すると同時(shí)に、主権の宣伝を強(qiáng)化している。7月上旬には「ベトナム領(lǐng)?西沙諸島と南沙諸島とその歴史的根拠」と題する資料展をベトナム軍事歴史博物館で開催。この展覧會(huì)は、8月に入ってもホーチミン市で開催中である。(翻訳?編集/碧海)