日本が獨占するエコプラスチック、韓國がさらに高レベルの技術(shù)を開発か―韓國メディア

Record China    2019年10月17日(木) 12時10分

拡大

15日、韓國?京郷新聞は「韓國の研究陣がエコプラスチック技術(shù)の開発に成功した」とし、「この技術(shù)を獨占していた日本の製品より強度も透明度も高い」と報じた。資料寫真。

2019年10月15日、韓國?京郷(キョンヒャン)新聞は「韓國の研究陣がエコプラスチック技術(shù)の開発に成功した」とし、「この技術(shù)を獨占していた日本の製品より強度も透明度も高い」と報じた。

記事によると、韓國化學(xué)研究院?蔚山(ウルサン)バイオ化學(xué)研究センターのチームが、ブドウ糖に由來する植物性成分イソソルバイドにナノセルロースという物質(zhì)を混ぜた新たなバイオポリカーボネートを開発したという。

石油を原料とするポリカーボネートはプラスチックの一種で、主にガラスの代替として用いられる。しかし、環(huán)境ホルモンを誘発するビスフェノールAを含むため、韓國內(nèi)では哺乳瓶や化粧品原料としての使用が禁じられているという。このため植物由來のバイオポリカーボネートが注目されているが、現(xiàn)在、この技術(shù)の商用化に成功したのは日本の三菱ケミカルが唯一だと、記事は説明している。

今回、韓國の研究チームが開発した技術(shù)の中核は、バイオポリカーボネートの原料、イソソルバイドにナノセルロースを混ぜることにあるという。ナノセルロースが補強材となり、強度を大幅に改善できるため、日本製品の引張強度が64~79MPaなのに対し、研究チームの製品は93MPaを記録したという。また、透過率も日本製品は87%、研究チームの製品は93%に達するとしている。

記事によると、研究チームは「自動車のサンルーフ、高速道路の透明遮音壁、スマートフォンなど電子機器の外裝材などで、従來のポリカーボネートの代替として使用できる」と話した。また、ラットを用いた実験で毒性は低いとの結(jié)果が出ており「玩具、哺乳瓶、ベビーカーだけでなく、インプラント、人工骨の素材としても開発可能だ」としている。

この記事に、韓國のネットユーザーからは「おめでとうございます。うれしいニュースをありがとう」「素晴らしい。日本より劣るものなんて、絶対にない」「さすが、日本製品の代替をやってのけた」「日本製品の國産化成功、萬歳」「皆さんこそ愛國者だ」「ノーベル賞ものじゃない?」「尊敬します。こういう人たちが黙々と勵んでくれるから、この國がある」「やればできる韓國」「これからは素材大國として君臨することになる」など、喜びの聲が殺到している。

一方、「こういう立派な研究者がいるのだから、國が基礎(chǔ)研究開発に投資をしていれば、もっと早く成果を出せただろうに」「人材の待遇を見直すべきだ。理工系の皆さん、頑張って」「真の國益とは、こういう人たちのような真の國家競爭力を磨くことだ」など、政府への批判の聲も上がっている。(翻訳?編集/麻江)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業(yè)務(wù)提攜

Record Chinaへの業(yè)務(wù)提攜に関するお問い合わせはこちら

業(yè)務(wù)提攜