2013年8月5日、イタリア?フィレンツェへ観光に訪れていた米國(guó)人旅行客が、博物館の彫刻に手を觸れて彫像の指を破損してしまい、問(wèn)題となっている。7日付の米ニュースサイト?ハフィントンポストの報(bào)道を引用して海外の中國(guó)語(yǔ)ニュースサイトが伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

この米國(guó)人観光客はミズーリ州出身の55歳の男性。フィレンツェにある修道院の蕓術(shù)博物館で參観中、展示されていた聖母像の右手小指を折って破損した。警備員が気づいて止めようとしたが、時(shí)すでに遅く、指が折り取られてしまった後だった。

破損した彫像は、14世紀(jì)の著名な彫刻家ジョバンニ?ダンブロージョの作品で、600年以上前に制作されたものだった。ただ、この破損部分はオリジナルの現(xiàn)存部分ではなく、後年に修復(fù)が施された箇所の可能性がある。博物館の館長(zhǎng)によれば、この聖母像は數(shù)年來(lái)にわたって部分的な修復(fù)作業(yè)が行われており、現(xiàn)在専門(mén)家によって破損箇所の具體的狀況を確認(rèn)している。

男性はこの件について謝罪したが、現(xiàn)地の検察當(dāng)局は彼を提訴して損害賠償を請(qǐng)求する可能性があるという。引用記事の最後は、今年5月に中國(guó)人観光客がエジプト?ルクソール神殿の壁面に「ここに遊びに來(lái)た」と落書(shū)きした事件に觸れている。観光客のマナー問(wèn)題を扱ったニュースだったため、「（今回は米國(guó)人の起こした事件なのに、最後は）中國(guó)も“被弾”した」と同サイトには記されている。(翻訳?編集/碧海)