2019年10月17日、米華字メディア多維新聞は、中國の一部自動車企業(yè)ついて破産間近との情報が流れたことに対し、中國メディアから「焦る必要はない」との論調(diào)が出たことを報じた。

記事は、中國乗用車市場情報聯(lián)席會のデータで、今年9月の中國における狹義の乗用車販売臺數(shù)が178萬1000臺で前年同期比6．5％減となったことを紹介。1～9月の累計も1478萬2000臺で同8．6％減ったことが明らかになったとした。

そして、獵豹汽車、衆(zhòng)泰汽車、華泰汽車、力帆汽車の自動車メーカー4社について、年內(nèi)に破産手続きに入るとの情報が中國のネット上で拡散して波紋を広げており、4社とも相次いでこの情報を否定したものの、市場における中國メーカーに対する憂慮が高まっていると伝えた。

また、この狀況の中で、中國メディアの経済日報が「一部の自動車企業(yè)が破産されても、焦る必要はない」との評論記事を掲載したことを紹介。経済日報は「中國の自動車市場は15カ月連続でマイナス成長となり、自動車産業(yè)が重大な調(diào)整期を迎えている。多くのメーカーやディーラーにとっては痛みを伴うもので、競爭力のない企業(yè)が淘汰されるのは時間の問題だ」としたうえで、「このような調(diào)整は中國の自動車産業(yè)にとってはむしろ必要だ」との見方を示したという。

経済日報は記事の中で、中國の自動車企業(yè)はこれまで真の意味での淘汰の大波を経験したことがなく、國內(nèi)に130あまりのメーカーが亂立する「數(shù)は多いが強くない」狀態(tài)になっていると指摘?，F(xiàn)狀では業(yè)界全體がイノベーション能力、資源利用効率、産業(yè)構(gòu)造レベルなどあらゆる面で自動車先進國から大きな差をつけられているとし、「十分な市場競爭を潛り抜けてこそ、企業(yè)は世界クラスのブランドを持つ巨頭になれるのだ」と論じた。（翻訳?編集/川尻）