2013年8月8日、香港の映畫監(jiān)督ウォン?カーウァイ（王家衛(wèi)）と俳優(yōu)トニー?レオン（梁朝偉）が、2人の最新作「グランド?マスター」の逸話を語った。騰訊娯楽網(wǎng)が伝えた。

2人は香港の映畫情報(bào)番組「衛(wèi)視好風(fēng)戲」の収録現(xiàn)場でエピソードを語った?！弗哎楗螗?マスター」はカンフーの一派?詠春拳の達(dá)人でブルース?リーの師匠でもあるイップ?マン（葉問）を描いた作品。中華圏では今年1月に公開され、中國で上映されたウォン監(jiān)督作品としては、過去最高のヒット作となった。

ウォン監(jiān)督にとって、実在の人物を描くのはこれが初めて。イップ?マンのように深みのある人物を誰が演じるかについて、頭を悩ませたという。武術(shù)が達(dá)者なことだけを重視してキャスティングするわけにもいかず、結(jié)局は最も信頼を寄せるトニー?レオンがカンフーを基礎(chǔ)から學(xué)んで演じることになった。

「アクション俳優(yōu)でもないのに、なぜカンフーの達(dá)人役を引き受けたのか？」との質(zhì)問に、「話があったのは10年以上前なので、忘れてしまった」と語るトニー。作品の構(gòu)想について監(jiān)督から聞かされたのはかなり遠(yuǎn)い昔で、「當(dāng)時(shí)は若かったし、面白そうだと思って引き受けてしまったんだと思う」と話している。トニー自身、子供の頃からブルース?リーの大ファンだったため、その師匠を演じるのも魅力だったとか。

ウォン監(jiān)督の現(xiàn)場には臺(tái)本が存在しないことでも有名だ。トニーは20年にわたって監(jiān)督とタッグを組んでいるため、「そういう狀況に慣れて、自然なことに感じる」という?！弗哎楗螗?マスター」については、トニー自身も非常に好きな映畫だと話している。（翻訳?編集/Mathilda）