2013年8月8日、中國國務(wù)院（政府）が策定している「大気汚染防治行動計畫」が今月中にも発表され、石炭の燃焼や工業(yè)、自動車（原動機付き自転車を含む）、重度汚染警報などをめぐる対策10條(以下、「國十條」)が実施される。新京報が伝えた。

「國十條」は、2017年までの大気汚染改善をめぐる具體的な青寫真を提供し、各省?市に対して、ぜんそくや気管支炎を引き起こす微小粒子狀物質(zhì)「PM2．5」の數(shù)値を下げるよう、具體的な指示を出している。うち、大気汚染が深刻な北京や天津、河北省に対しては最も厳しい要求を課している。

北京市の張工（ジャン?ゴン）副市長は7月、北京市の上半期の経済情勢を分析する會議で、2017年までに、PM2．5の數(shù)値を2012年比で25％減の60マイクログラム/立方メートル(日本の基準は1日平均値35マイクログラム/立方メートル)ほどに抑えたい考えを明らかにした。天津市は、2016年までに、PM2．5の年間平均値を2012年比で20％下げ、2017年にはさらに5％下げたい考えだ。河北省も2017年までに、PM2．5の數(shù)値を30％以上下げることを目標に掲げている。

▽北京?天津?河北省、上半期に大気の質(zhì)が基準內(nèi)だった日は31％

中國環(huán)境保護部が最近発表した環(huán)境質(zhì)量報告によると、上半期、北京市や天津市、河北省のPM2．5の數(shù)値はいずれも基準値をオーバーし、平均値は基準値の3．3倍に當たる115マイクログラム/立方メートルだった。

同3地域の「PM10（粒徑10マイクロメートル以下の粒子）」の數(shù)値も、いずれも基準をオーバーしている。うち河北省の石家莊市のPM10の數(shù)値は、年間基準の3．7倍に達している。

また、同部が発表した大気の質(zhì)が最も悪かった都市(上半期)トップ10に、河北省の都市は7都市もランク入りしてしまった。

同3都市の大気の質(zhì)を全體的に評価すると、上半期、基準內(nèi)だった日數(shù)はわずか31％で、基準をオーバーしていた日のうち、26．2％が深刻な大気汚染に屬した。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/KN?編集/武藤）