2019年10月20日、中國新聞網(wǎng)は、年內(nèi)の開通を予定している京張高速鉄道の試験運転で、最高時速が設(shè)計速度を10％上回る385キロを記録したと報じた。

記事は、高速鉄道の総合検査測定列車「黃醫(yī)生（ドクターイエロー）」が20日、同鉄道の試験運転で初めて時速385キロを記録したと紹介。同鉄道の設(shè)計時速は120キロから350キロまでの5段階となっており、設(shè)計速度を10％上回る速度で問題なく走行できるかが、営業(yè)運転に向けた技術(shù)的に重要な関門になるとした。

そのうえで、動的検査測定車両としてレールやパンタグラフ、通信信號などを含めた総合的なテストを行う「黃醫(yī)生」が時速385キロで走行し、各指標(biāo)で安定した數(shù)値を記録し、機能面、性能面での基準(zhǔn)を満たしたと伝えている。

同鉄道は國家重點建設(shè)プロジェクトで、2022年の北京冬季五輪に向けた重要な路線として整備が進(jìn)められている。北京北駅から張家口駅間の174キロを結(jié)び、開通すれば両駅間の移動時間が1時間以內(nèi)にまで短縮される見込みだ。記事によれば、世界で初めて寒冷地かつ砂嵐が多発する地域を時速350キロで走行する鉄道路線になるという。（翻訳?編集/川尻）