ロシアメディア?スプートニクは22日、米國(guó)が中國(guó)の戦闘機(jī)などを「パクリ」と揶揄していることについて反論する評(píng)論記事を掲載した。23日付で環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

スプートニクに掲載された評(píng)論記事はまず、「中國(guó)は長(zhǎng)きにわたり、米國(guó)の國(guó)防技術(shù)を盜んでいると米國(guó)の組織やメディアによって指摘されており、その兵器は米國(guó)の『パクリ』だと嘲笑されてきた。しかし、米國(guó)のこうした指摘は深く掘り下げられることは少ない」とした。

例として、中國(guó)のJ-20ステルス戦闘機(jī)を挙げ、「中國(guó)が米國(guó)の第5世代ステルス戦闘機(jī)であるF-22やF-35に対抗するために製造した。米國(guó)の同世代の戦闘機(jī)と比較するのは良いが、米國(guó)の評(píng)論家の多くは表面上の相似性を『中國(guó)のエンジニアが米ロッキード?マーティン社から設(shè)計(jì)図を盜み出した』ことの証拠として挙げているのである。西側(cè)諸國(guó)が中國(guó)への恐怖を宣伝するにつれ、J-20への攻撃も増えていった」と論じた。

その上で、今年8月にウクライナを訪問したボルトン米大統(tǒng)領(lǐng)補(bǔ)佐官が「中國(guó)の第5世代戦闘機(jī)は見た目がF(xiàn)-35に似ている。なぜなら、F-35から盜んだからだ」と発言したこと、米ナショナル?インタレスト誌が「北京（中國(guó)）はこれまでずっと外國(guó)の技術(shù)を盜み、リバースエンジニアリング（製品の構(gòu)造を分析して製造方法や設(shè)計(jì)図を調(diào)査すること）で自分たちの武器をつくってきた」と報(bào)じたことを紹介した。

記事は、「西側(cè)のこうした指摘は中國(guó)のヘリZ-20でも見られる」とし、Z-20が米シコルスキー?エアクラフト社製の「UH-60ブラックホーク」のコピーだとの指摘があることについて、「エンジンやフライ?バイ?ワイヤ、アビオニクス、その他の機(jī)能はブラックホークとは明らかに異なる」と反論。さらに「もし中國(guó)がF(xiàn)-35をコピーしたというのなら、なぜJ-20は（F-35のように）欠陥があり、金を浪費(fèi)するプロジェクトにならなかったのか」と疑問を投げ掛けた。

そして、「J-20とF-35が似ているという有力な証拠は何か。米國(guó)では、F-35のEOTS（電子光學(xué)照準(zhǔn)システム）に酷似したものがJ-20にもあると指摘されている。しかし、実際の任務(wù)や目的が異なれば、2つのシステムは決して似ているとは言えない」と主張?！?017年に中國(guó)のハッカーが米國(guó)や豪州からF-35に関する資料を盜み出したと報(bào)じられたが、J-20は2011年に、FC-31は2012年にそれぞれ試験飛行を行っており、設(shè)計(jì)に影響を與えたというのはあり得ない。ハッキングしたのが中國(guó)人であるという具體的な証拠もない」とした。

記事はこのほか、「J-20はF-35の模造品だと言われるが、サイズだけでもそれを否定できる。J-20の全長(zhǎng)は21．1メートルほどだが、F-35は15．67メートルほど。FC-31にしても16．9メートルほどだ」「F-35のエンジンは単発だが、J-20とFC-31はいずれも雙発だ」などと違いを指摘した。（翻訳?編集/北田）