2019年10月23日、中國メディアの參考消息網(wǎng)は、米経済誌フォーブス（電子版）が20日、「多國籍企業(yè)の投資収益率は、中國向けが世界平均を上回る」とする記事を掲載したことを紹介した。

それによると、フォーブスの記事は、中國東部の青島市で19日に開催され、企業(yè)の経営幹部約500人が出席した「第1回多國籍企業(yè)リーダー青島サミット」で発表された中國商務(wù)部國際貿(mào)易経済協(xié)力研究院の報(bào)告書「多國籍企業(yè)中國投資40年」について取り上げた。

そして、「同報(bào)告書によると、2018年の米國企業(yè)の投資収益率は、中國向けが11．2％と世界平均の8．9％を上回っている。また歐州企業(yè)の約40％は、中國での利益が世界平均よりも高いという」と伝えた。

記事はまた、「同報(bào)告書によると、多國籍企業(yè)は市場(chǎng)、費(fèi)用便益、革新を求めて中國にやってくる。製造業(yè)の成功で有名だが、現(xiàn)在、中國への海外直接投資（FDI）の約70％はサービス業(yè)に集中している。今年1～7月のサービス業(yè)へのFDIは前年同期比9．3％増の3716億元（約5兆7100億円）であるのに対し、製造業(yè)へは同2．7％増の1548億元となっている」「同報(bào)告書は特に、ネスレ、インテル、カーギルなどの企業(yè)による投資のケーススタディーに焦點(diǎn)を當(dāng)てている」「中國で事業(yè)を展開している他の外國企業(yè)の中では、ドイツのメルクがこのほど、スタートアップを?qū)澫螭趣筏骏珐`ドファンドに1400萬ドル（約15億2000萬円）を投資すると発表している」とも伝えている。（翻訳?編集/柳川）