2019年10月25日、中國紙?環(huán)球時(shí)報(bào)は米誌フォーブスの記事を引用し、ウォール街は中國を熱愛しているとする記事を掲載した。

まず記事は、「ブルームバーグのどの日の記事を見ても、ウォール街が中國を熱愛していることはよく分かる」と紹介。その理由について、ウォール街が自由貿(mào)易者の一群だからでも貿(mào)易戦爭が自由貿(mào)易に影響を與えるからでもなく、「金もうけのチャンスがあり、あふれるほどの財(cái)源があるから」という極めて基本的なことにあるとしている。

フォーブスが発表している長者番付では、中國の企業(yè)主が毎年のように増加していると記事は指摘。ミリオネアに関する調(diào)査で世界の上位10％にランクインした中國人が米國人を上回った。記事は、「これは、米國より中國の方がより多くの消費(fèi)者と投資者を有していることを意味している」と指摘した。

さらに記事は、投資者はますます豊かになっていく中國に「ほれ込んで」いるが、これは「市場に有利」であり、「消費(fèi)者を中心とした會(huì)社とこうした會(huì)社に迎合する金融サービスにとって有利になるから」としている。

その上で記事は、2000年以降、中國の世帯総資産額は3兆7000億ドル（約402兆円）から63兆8000億ドル（約6933兆円）へと増加したと紹介。中國人の平均資産の増加速度も他の多くの國と比べて3倍になっているという。そして、「中國は前進(jìn)し続けており、安価な労働力と一般製造業(yè)の第一候補(bǔ)地から、ブランドの世界的な影響力を拡大したいグローバル企業(yè)が必ず選択すべき地へと変化した」と論じた。（翻訳?編集/山中）