2019年10月24日、人気アイドルグループの嵐が開催するコンサートのチケットを転売した女が警察に書類送検されたニュースで、中國のネット上では「素晴らしい対応」と稱賛の聲が上がっている。

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嵐のコンサートの電子チケットをめぐって大阪府警は24日、札幌市在住の24歳の女をチケット不正転売禁止法違反などの疑いで、書類送検したことを明らかに。今年6月に施行となった同法での立件はこれが初めて。なお、女は今年6～9月にかけてコンサートの電子チケットを、SNSを通じて申し込んだ女性たちに対し、最大で15倍の価格で転売した疑い。女は容疑を認めているという。

この話題を伝える中國のニュースサイト?新浪（SINA）の記事には、2000件を超えるコメントが寄せられて関心の高さを示している。ネットユーザーの意見の多くは、「素晴らしい対応」「ぜひ見習うべき」といった稱賛の聲。中國では“黃牛”と呼ばれる転売業(yè)者の暗躍が止まらず、正規(guī)の値段でまっとうに購入したい人々を悩ませている現(xiàn)狀が背景にある。イベント主催の內(nèi)部から“黃?！堡貦M流しするケースも多発している。

このため、日本での警察の対応を伝える同記事には、「中國も一日も早く法律の整備を」「黃牛を刑務所に放り込み、絶滅させてほしい」「本當に行きたい人の手に入らない現(xiàn)狀を、これをお手本に変えてほしい」「憎むべきは黃牛と結(jié)託しているチケット販売業(yè)者の人々。まとめて罰してほしい」などといった聲が寄せられている。（Mathilda）