【観察眼】中日相互の印象改善 最大の近道は「現(xiàn)地を知ること」

CRI online    2019年10月25日(金) 16時55分

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 中日共同世論調(diào)査結(jié)果の記者會見が24日、北京で行われた。今年で15年目を迎える同調(diào)査の結(jié)果は、「両國関係に対する民意は全體的に好転が継続しているものの、いまだ堅固とは言えない」というものだ?!·长问勒撜{(diào)査では毎回、いくつかの項目が話題になる。一つは「相手國に対する印象」である。...

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 中日共同世論調(diào)査結(jié)果の記者會見が24日、北京で行われた。今年で15年目を迎える同調(diào)査の結(jié)果は、「両國関係に対する民意は全體的に好転が継続しているものの、いまだ堅固とは言えない」というものだ。

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 この世論調(diào)査では毎回、いくつかの項目が話題になる。一つは「相手國に対する印象」である。日本に対する印象が「良い」または「どちらかといえば良い」と答えた中國の回答者の割合は、ここ數(shù)年で最高の45.9%となった。一方で、日本側(cè)の割合も同じくここ數(shù)年で最高の15%となった。

 全體的に見れば改善傾向にはあるが、両國の溫度差は小さくない。その原因として挙げられるのが、実際に相手國を訪れたことがあるかどうかという點だ。中國の回答者の20.2%が日本への訪問歴を持ち、その半分以上が過去5年以內(nèi)である。一方、日本側(cè)は中國への訪問歴を持つ人の割合が14.4%で、しかもその半分近くが、最後に訪れたのは11年以上も前だと答えた。

 実際に自分の目で、その國の「今」を見たことがあるかどうか。それが國民感情に大きな差を生んでいる。すなわち、現(xiàn)地に赴き、現(xiàn)地を知ることこそが相手國への印象を変える最大の近道であると言える。日本の福田康夫元首相は、昨年の東京―北京フォーラムの中國代表との會見で、自身が撮影したという北京の青空の畫像を表示したスマホを片手に、「中國の実情が日本で反映されていない」と嘆いた。また、年に何度かある様々な訪中団への取材において、筆者が必ず耳にする感想が「実際に來てみると、思っていた様子と違う」「生活が便利で驚いた」という內(nèi)容だ。若者ほどよくそう口にする。

 また、中國への留學について、「周りから心配された」という聲も以前と比べて少なくなっている。子供が中國へ留學することをごく普通に受け入れ、送り出す家庭が多くなっているようだ。さらには、高校を卒業(yè)してすぐに中國に留學するというケースも年々増え始めている。これも大きな変化だと言えよう。

 一家の、ひいては國家の未來を背負う若者を安心して送り出せる國、という印象が中國に根付き始めている。そしてその若者たちは、現(xiàn)地での見聞をSNSなどを通して発信し、我々のような日本語で中國の情報を発信するメディアと共に、より多くの日本人に中國の本當の姿を伝えてくれている。

 両國の民意の大幅な改善の道のりは長い。だが、変わっていく若者たちの姿を見ると、我々も一層のやりがいを感じる。(CRI日本語部論説員)

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