中國メディアの鳳凰網(wǎng)體育は27日、フィギュアスケートのグランプリ（GP）シリーズ第2戦カナダ大會(huì)で優(yōu)勝した羽生結(jié)弦と2位のカナダ選手の「心溫まる関係性」について伝えた。

羽生は26日のショートプログラム（SP）で今シーズン世界最高の109．60點(diǎn)をマークして首位に立つと、27日のフリーで212．99點(diǎn)の自己ベストをマーク。ネイサン?チェン（米國）が持つ世界最高得點(diǎn)にあと0．83點(diǎn)に迫る322．59點(diǎn)で優(yōu)勝した。

記事は冒頭、「五輪2大會(huì)連続優(yōu)勝の羽生は、GPシリーズカナダ大會(huì)で人生初となる同大會(huì)の金メダルを獲得した。過去3戦はいずれも銀メダルに終わっていた羽生にとって、このメダルは確かに特別な意味を持っていた。表彰式では非常にうれしそうな表情で、表彰臺(tái)にジャンプして乗り、銀メダルのナム?グエン（カナダ）と銅メダルの田中刑事と共に、數(shù)え切れない笑顔を見せた」と評(píng)した。

その上で、記念寫真で羽生の頭の上に花束を掲げておどけたナム?グエンに言及?！袱膜匹辚饱氓去楗郑ㄓ鹕瑨圏c(diǎn)にしているカナダのクラブ）で共に練習(xí)した仲間で、2人は年齢が近いことからとても親しかった。グエンはハビエル?フェルナンデスと共に羽生の英語學(xué)習(xí)を助けていた」と紹介?！弗哎ē螭悉长?年間狀態(tài)が良くなく、羽生と試合で対戦する機(jī)會(huì)は少なかった。しかし、彼は友人として、羽生が記録を破った時(shí)やけがをした時(shí)、誕生日などには必ずメッセージを送っていた」とした。

そして、「27日のフリーの滑走順を決める抽選で、羽生の直後（最終滑走）となったグエンに羽生が『Sorry』と聲を掛けると、一部の選手は（羽生の後は）『リンクに投げ込まれるプーさんの人形が多すぎ（て回収に時(shí)間がかかる）』『プレッシャーが大きい』などを嫌うが、グエンは『慣れているから』と意に介さなかった」と伝えた。

羽生は自身がフリーの演技を終えた後、待機(jī)していたグエンに向かってこぶしを握り、握手を交わして抱き合った。記事はこのシーンについて、「2人が一瞬にして若い頃に戻ったような感じがして、心が溫まった」とした。さらに、「羽生は自身の得點(diǎn)が発表されて沸き立つ會(huì)場に向けて、靜まるようにとのジェスチャーをした。彼はきっと『もう歓聲は大丈夫です。僕の友人の演技が始まるので！』と言いたかったのだろう」と推し量った。また、グエンが試合後「僕がリンクに出た時(shí)、ユヅルが拍手をして応援してくれているのが聞こえました。彼の後に滑ると僕もパワーをもらえます」と語ったことも紹介した。

記事は最後に、「試合は殘酷だと言われる。しかし、リンクの外のこうした小さな物語やこのスポーツを通して結(jié)ばれた友情、そしてライバルであろうと互いに支え合うというリスペクトは、殘酷さの中に異なる溫かさをもたらしてくれるだろう」とした。（翻訳?編集/北田）