「日本は世界で最も冷たい國(guó)？」と報(bào)じられたことについて、中國(guó)のネットユーザーはどのように見ているのか。

先日、在米ジャーナリストの飯塚真紀(jì)子さんがつづった「『人助けランキング、日本は世界最下位』英機(jī)関 日本は冷たい國(guó)なのか ホームレス受け入れ拒否問(wèn)題」と題する文章が話題になった。同文章によると、英チャリティー機(jī)関「チャリティーズ?エイド?ファンデーション（CAF）」が行った「他社への寛容度」に関する調(diào)査で日本が最下位になったというのだ。

同調(diào)査は最近1カ月間について、「見知らぬ人、あるいは助けを必要としている見知らぬ人を助けたか」「寄付をしたか」「ボランティアをしたか」の3つを被験者に聞き、その結(jié)果をまとめたものだという。文章によると、日本は総合順位で126カ國(guó)中107位と「先進(jìn)國(guó)の中では最下位」。また、「見知らぬ人、あるいは助けを必要としている見知らぬ人を助けたか」でも最下位だったそうだ。なお、「寄付をしたか」では64位、「ボランティアをしたか」では46位だった。

この結(jié)果は、テレビ朝日系のANNニュースも「日本は薄情な國(guó)か？」などと取り上げ、臺(tái)風(fēng)19號(hào)で被災(zāi)したホームレスが避難所に入れてもらえなかった騒動(dòng)と併せて報(bào)じた。インタビューを受けた人は「他人に関心がある人っていなさそう」「（どんな人でも助けられるかと聞かれ）助けられないと思います。自己責(zé)任というか、自分で解決することがその人のためになるんじゃないか」「周りの目を気にしてしまうのが強(qiáng)い」などと語(yǔ)った。

この結(jié)果は中國(guó)でも新浪新聞の中國(guó)版ツイッター?微博（ウェイボー）アカウントや、日本の情報(bào)を発信する自メディア（新興メディア）が「日本は世界で最も冷たい國(guó)？」などの見出しで報(bào)じた。

中國(guó)のネットユーザーからは、「これが日本の本當(dāng)の姿」など一部否定的なコメントが寄せられたものの、「日本の學(xué)生と高齢者は人助けが好きだよ。しかも、とっても熱心」「冷たいかどうかは分からないが、少なくとも日本のサービスは素晴らしいし、道を聞いたら真剣に教えてくれる」「日本に旅行に行った時(shí)、道がよく分からず、現(xiàn)地の人に聞いた。そしたらとても熱心に友好的に話を聞いてくれた。その人は分からなかったが、別の人にも聞いてくれた。本當(dāng)に良かった」「違うよ。私が日本で道を聞いたら辛抱強(qiáng)く教えてくれて、しかも途中まで案內(nèi)してくれた」など、“反論”が続々と寄せられた。

また、「國(guó)によって表現(xiàn)の方法は異なるのでは？」「日本人は小さい時(shí)から獨(dú)立心を?qū)Wぶ。何でも自分でできるようにして、他人に迷惑を掛けないことに慣れている。見知らぬ人ならなおさらだろう」「日本の理性と教育が人情味を奪ってしまったのだろう。でも、人情味が強(qiáng)すぎても法治が行き屆かないということになる」など、日本のランキングが低かった理由を分析するユーザーも。

このほか、「中國(guó)人は外國(guó)人に親切だけど自國(guó)人には冷たい」「（中國(guó)人が）冷たくないだって？倒れた老人を助ける勇気もない（※助け起こすと加害者にされ賠償請(qǐng)求される事件が過(guò)去に社會(huì)問(wèn)題に）」「人助けをしたことを後悔したことがあるかを聞いたら、中國(guó)が1位だ」「私は中國(guó)人の方がもっと冷たいと思う。特に出稼ぎ労働者は身に染みてるんじゃないか」「當(dāng)たり屋がこんなに増える前は、中國(guó)でも喜んで他人を助ける人がたくさんいたけどなあ」など、自國(guó)と比較するコメントも少なくない。

なお、CAFの調(diào)査で中國(guó)の順位は、「見知らぬ人、あるいは助けを必要としている見知らぬ人を助けたか」が119位、「寄付をしたか」が116位、「ボランティアをしたか」が125位で、総合順位は126位だった。（翻訳?編集/北田）