2019年10月28日、環(huán)球時報は、インド紙インディアン?エクスプレスの記事を引用し、中國の農(nóng)業(yè)発展について紹介した。

記事は、インドと中國は人口が多く耕作面積に限りがあるという共通點があると指摘?！竵I國とも十分な食物を生産してニーズを満たすという難題に直面している」とし、「中國の農(nóng)業(yè)生産高はインドの3倍。インドは中國から學(xué)べる三つの點がある」としている。

その一つが「農(nóng)業(yè)知識とイノベーションシステムへの投資」だ。18年から19年にかけて、中國は78億ドル（約8500億円）を投資しており、インドの5．6倍に相當(dāng)するという。そして、「農(nóng)業(yè)科學(xué)研究と教育への投資は農(nóng)業(yè)の成長と貧困対策に最も効果的だ。インドは中國のように農(nóng)業(yè)科學(xué)研究への投資を増やすべきだ」と論じた。

二つ目は「農(nóng)業(yè)保護(hù)水準(zhǔn)指標(biāo)（PSE）で中國が優(yōu)れている」こと。18年から19年にかけての中國の平均PSEが農(nóng)業(yè)の純収入の15．3％だったのに対しインドはマイナス5．7％だったといい、「マーケティング政策の効果を薄めてしまっている」と指摘した。

三つ目は「直接的な補助金制度」。記事は「中國は農(nóng)家に対してヘクタール?yún)g位で補助金を支給しており、このために18年から19年にかけて207億ドル（約2兆2555億円）を支出した」と紹介。「中國の農(nóng)家は育てる作物を自分で決め、市場に基づき価格を決定することができるため、農(nóng)家は資源を合理的に使用することができる」とした。一方のインドについては、「直接的な補助金は30億ドル（約3270億円）にすぎず、270憶ドル（約2兆9400億円）を化學(xué)肥料や電力、灌漑、保険、貸付などの補助金に充てているため生産効率が低下し環(huán)境問題にもなっている」と指摘した。

最後に記事は「中國から學(xué)ぶことで、インドの農(nóng)業(yè)は高い成長の道を歩むことができる」とした。（翻訳?編集/山中）