中國メディアの環(huán)球時(shí)報(bào)は29日、「ゲストに招いた日本の専門家が文在寅（ムン?ジェイン）大統(tǒng)領(lǐng)を言葉で攻撃、韓國テレビ局が謝罪」と題する記事を掲載した。

記事は、「韓國の公共放送KBSが25日に放送した時(shí)事番組が韓國社會(huì)に巨大な反響を引き起こした。番組が招待した日本の専門家が激しい言論で文大統(tǒng)領(lǐng)を攻撃したからだ」と伝えた。

同番組では、産経新聞の解説委員が「日韓関係の原因は文大統(tǒng)領(lǐng)の歴史観」「嫌韓があるから反日があるのではなく、韓國の反日があるから嫌韓がある」という趣旨の発言をした。また、韓國の朝鮮日報(bào)の副局長は「1965年の日韓請求権協(xié)定で日本から受け取った金は過去の歴史への賠償。その金で韓國は経済成長を遂げたのだから、それで被害者らに賠償すべき」との趣旨の発言をしており、環(huán)球時(shí)報(bào)は「これが火に油を注いだ」と伝えた。

番組が放送されると、韓國では大きな反響があったといい、KBSのウェブサイトには「売國番組の制作陣は謝罪必須。同局は番組を厳しく罰するべきだ」「國営のテレビ局が親日メディアに成り下がり、日本の右翼人士にとんでもないデタラメを言わせた。番組を即刻終了すべきだ。國の品格を著しく損なった」といった批判のコメントが數(shù)千も寄せられたという。

事態(tài)を受け、同番組の制作陣は28日に公式ウェブサイトに謝罪文を掲載。番組編成の過程に問題があったことを認(rèn)め、「謙虛に視聴者の指摘と批判を受け入れ、今後は同様のことが起こらないようにします」と表明しているという。（翻訳?編集/北田）