2019年10月29日、中國(guó)メディアの參考消息は、「中國(guó)脅威論」を吹聴し続ける米國(guó)に対して、日本のネットユーザーが反感を抱き始めたと報(bào)じた。

記事は、先日米軍高官が東京で「日本政府は、直面している中國(guó)の脅威について國(guó)民に伝えなければならない」と語るとともに、「在日米軍の訓(xùn)練に対する規(guī)制が厳しすぎる」と不満をこぼしたことを紹介し、「これが日本で報(bào)じられると、日本のネット上では『いったい何様なのか』など批判的な聲が噴出した」と伝えた。

そして、日本のネットユーザーによる反応の背景には「現(xiàn)在、日中関係が良い方向へと進(jìn)んでおり、日本國(guó)民の対中好感度が高まっていることがある」と解説?！该讎?guó)の一部関係者が中國(guó)の脅威を日本に吹聴する中で、日中間では政府高官同士の往來、民間交流が盛んに行われている」とした。

その事例として、「9月26日に安倍晉三首相が中國(guó)語で國(guó)慶節(jié)の祝賀ビデオメッセージを送り、今月16日には日中関係の重要性を強(qiáng)調(diào)した」と紹介。「中國(guó)側(cè)も22日の天皇陛下の即位禮に王岐山（ワン?チーシャン）國(guó)家副主席を習(xí)近平（シー?ジンピン）國(guó)家主席の特使として派遣した」と伝えている。

また、今月14日には東京の晴海ふ頭に寄港した中國(guó)海軍のミサイル駆逐艦「太原」が被災(zāi)者を見舞う橫斷幕を掲げ、多くの日本のネットユーザーが感謝を示したことにも言及した。

中國(guó)現(xiàn)代國(guó)際関係研究院東北アジア研究所の樊小菊（ファン?シャオジュー）所長(zhǎng)は日中関係の改善について、「日本による米國(guó)への依存度の低下を意味するものであり、米國(guó)はこの狀況を望んでいない」と指摘。その上で「アジア太平洋地域の重要な盟友として、米國(guó)は終始日本を取り込んでおきたいと考えているが、日本は今自らの戦略上の立ち位置を再考し、自主性を高めようとしている。これにより、米國(guó)との政策上の不一致が生じる可能性がある」との見方を示した。（翻訳?編集/川尻）