2013年8月13日、BBC（電子版）によると、中國政府はこれまで難しかった農(nóng)民工（農(nóng)村からの出稼ぎ労働者）の動向追跡調(diào)査の新たな方法を発見した。それは何と、ザーサイの地區(qū)別売上高シェアを參考指標にすることだという。15日付で環(huán)球時報が伝えた。

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2億6300萬人の農(nóng)民工の動向を正確に追跡することは、中國政府にとってこれまで非常に難しいことだった。しかし、ザーサイの売上高推移の中にそのヒントを発見した。低価格のザーサイは多くの農(nóng)民工にとって食事に欠かせない一品となっている。中でも最高の売上高を誇るのは●陵（フーリン、●はさんずいに「倍」のつくり）ブランドのザーサイだ。

一般に、ある都市における低価格の日常消費品のニーズは安定しているため、低所得層の人口に変化がない限り、そのニーズには大きな変動がない。中國國家発展?改革委員會はこのロジックに注目し、農(nóng)民工に人気の高いフーリンザーサイの地區(qū)別売上高シェアを農(nóng)民工の動向追跡の代替の指標としてみなすことにした。

フーリンザーサイの売上高データに基づくと、これまで中國製造業(yè)の中心地區(qū)であった珠江デルタと長江デルタの外來人口數(shù)がいずれも大きく減少していることが分かる。フーリンザーサイの07年の総売上高に占める華南地區(qū)のシェアは49％だったが、11年には30％にまで下落している。これはこの地區(qū)の人口流出速度が非常に速かったことを表している。

また、華中地區(qū)のシェアをみると、09年の2．6％から12年には10．6％へと4倍以上に増加している。この結(jié)果は國家統(tǒng)計局が今年5月に行った調(diào)査の結(jié)果と一致しており、12年に多くの農(nóng)民工が中國中西部に帰郷したトレンドがはっきりと現(xiàn)れている。

ザーサイの売上高データの変化は、都市化と経済成長が今まさに減速し始めた事実を反映しているのではないだろうか。（翻訳?編集/HA）