その豪華さで日本でも急速にファンを増やしている中國ドラマだが、業(yè)界全體の不景気により作品が減産傾向にあることが、中國の人気女優(yōu)ディリラバ（迪麗熱巴）の言葉からも顕著になっている。

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壯大なスケールで描く時代劇を中心に、日本でも人気が急上昇している中國ドラマ。しかし、今年に入ってからは役者の失業(yè)危機(jī)も報じられるほど新規(guī)の作品が減少。ファンタジー時代劇「永遠(yuǎn)の桃花～三生三世」などで知られるウイグル族の美人女優(yōu)ディリラバがこのほどインタビューで、すでに8カ月もドラマ撮影をしていないことを明かしている。

時代劇でブレーク後、過去4年間には1日も休みがないというハードワークぶりも話題になったディリラバだが、現(xiàn)在は「時間がたっぷりある」と語るほど。中國語メディア?大紀(jì)元の報道によると、ディリラバを含む主役級の人気女優(yōu)39人のうち、現(xiàn)在29人が“無職”狀態(tài)にあるといい、それぞれテレビのリアリティー番組などに活路を見出しているという。

この不景気のきっかけは、業(yè)界全體に激震が走った昨年の女優(yōu)ファン?ビンビン（范冰冰）による巨額脫稅事件によるものだという。これにより中國當(dāng)局の締め付けが厳しくなり、さらに米中貿(mào)易摩擦による景気の減速も手伝って、投資額が大幅にダウンしている。今年上半期、制作會社大手?萬達(dá)影業(yè)の純利益は昨年下半期の6割程度に。同じく制作大手?華誼兄弟の純損失も3億7900萬元（約58億円）となり、多くの投資項目が停滯狀態(tài)となっている。（Mathilda）