中國(guó)の女優(yōu)ファン?ビンビン（范冰冰）の脫稅騒動(dòng)などで撮り直しが明るみになった大型時(shí)代劇ドラマ「巴清伝」（「贏天下」）で、入れ替えが発表されていた主演2人のキャスティングは分からないものの、撮影自體はすでにスタートしていることが明らかになった。

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女優(yōu)ファン?ビンビンやドラマ「ミーユエ 王朝を照らす月」の義渠王役で人気沸騰した俳優(yōu)ガオ?ユンシャン（高雲(yún)翔）の主演ドラマ「巴清伝」は2017年に完成していたが、放送開(kāi)始を目前にした昨年春、2人に相次いで不祥事が発覚。ファン?ビンビンは巨額脫稅疑惑や謎の失蹤で世界中から注目され、一方のガオ?ユンシャンも女性への性的暴行疑惑が持ち上がった。これが原因でお蔵入りの危機(jī)も報(bào)じられていたが、制作した唐徳影視公司は先月初め、6000萬(wàn)元（約9億円）を投じて部分的に撮り直し、放送を目指すことを発表している。

唐徳影視公司では主演2人の入れ替えも明らかにしていたが、新たなキャスティングは現(xiàn)在も未発表のまま。そんな中、秦の政治家?呂不韋（ろ?ふい）役で出演している俳優(yōu)チャン?グオリー（張國(guó)立）が、再び同じ衣裝を著て撮影に入る姿が確認(rèn)され、すでに撮り直しが始まっていることが分かった。

全66話の「巴清伝」の制作についてはもともと、唐徳影視公司が5億8000萬(wàn)元（約90億円）と巨額を投資。その後、16～17年にかけて動(dòng)畫(huà)配信サイトの優(yōu)酷網(wǎng)(YOUKU)をはじめ、東方衛(wèi)星テレビと江蘇衛(wèi)星テレビが計(jì)9億5500萬(wàn)元（約148億円）で配信および放送権を取得し、版権の取引額では過(guò)去最高の數(shù)字となっている。（Mathilda）