2013年8月18日、これまでは中國(guó)人女性が喜んで外國(guó)人男性と結(jié)婚するというケースが多く、中國(guó)人男性をハラハラさせてきたが、今では多くの國(guó)で中國(guó)人男性と外國(guó)人女性が結(jié)婚する傾向がみられる。特に日本や韓國(guó)などの周辺國(guó)?隣國(guó)で顕著になっている。各國(guó)の社會(huì)學(xué)者は、中國(guó)の改革開(kāi)放と経済の急速な発展で、海外に留學(xué)したり移民したりする中國(guó)人男性が増えていること、多くの國(guó)で、特に隣國(guó)で企業(yè)が業(yè)務(wù)を中國(guó)市場(chǎng)に移転させていること、中國(guó)人の専門(mén)的人材が増加を続けていることなどから、外國(guó)人女性が仕事や勉強(qiáng)や旅行などさまざまな場(chǎng)面で中國(guó)人男性と知り合い、結(jié)婚することが珍しくなくなっていると指摘した。環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

「中國(guó)人の彼氏がほしい。韓國(guó)の男の人は男尊女卑の傾向が強(qiáng)いけれど、中國(guó)の男の人は優(yōu)しくて家庭的。中國(guó)の男の人と結(jié)婚すれば、自分も家で強(qiáng)い立場(chǎng)でいられる」―韓國(guó)で獨(dú)身の女性を取材すると、よくこのような中國(guó)人男性に対する高評(píng)価を耳にする。女性たちは自分の中國(guó)人男性に対する見(jiàn)方や印象を肯定してほしい様子だが、どう答えたらいいか言葉に詰まる。

日本や韓國(guó)では最近、家庭での女性の地位が上昇を続けているが、伝統(tǒng)的な要因により、家事の負(fù)擔(dān)は女性がほとんど擔(dān)い、結(jié)婚すると仕事をやめて専業(yè)主婦になるという女性は少なくない。家族を養(yǎng)う責(zé)任を負(fù)った男性の方は、特殊な職場(chǎng)の文化により、仕事の後でいろいろな集まりに顔を出したり、一杯やりに行ったりすることが多く、家に帰る時(shí)間は遅い。奧さんはこうした狀況を不満で恨めしく思っている。韓國(guó)で行われた民間調(diào)査によると、過(guò)去10年間で、中國(guó)人男性と結(jié)婚する韓國(guó)人女性は10倍以上増えた。韓國(guó)人女性の目に映る「中國(guó)人の夫」の長(zhǎng)所は、優(yōu)しくて家庭的、苦労できる、家事をする、浮気しないなどで、これは韓國(guó)人女性が韓國(guó)人男性にはないと考える長(zhǎng)所でもある。韓國(guó)人女性の中には、中國(guó)ではすべての家庭で男性が家事をすると考えている人もいる。

実際にはシンガポールでも、日本でも、韓國(guó)でも、はたまたロシアでも、中國(guó)人男性と結(jié)婚するのはほとんどが高學(xué)歴の女性で、仕事や生活の中で中國(guó)人を含む外國(guó)人男性と接觸する機(jī)會(huì)の多い人々だ。東アジアの國(guó)の多くは東洋文化に屬し、儒教思想の影響を深く受けており、文化的に共通する部分が多く、結(jié)婚は比較的容易だといえる。

日本、韓國(guó)、シンガポールなどの女性の「意中」の中國(guó)人男性は、ホワイトカラーと科學(xué)研究者に集中する。これらの國(guó)には中國(guó)人の出稼ぎ労働者やブルーカラーがたくさんいるが、シンガポール紙ザ?ストレーツ?タイムズによると、シンガポールにいる中國(guó)人ブルーカラーは「言葉に問(wèn)題がある」ため、交友関係や戀愛(ài)?結(jié)婚の対象は「自分の友人圏內(nèi)にとどまる」のだという。

▽中國(guó)人男性と外國(guó)人妻、立場(chǎng)は対等

中國(guó)人は國(guó)際化が進(jìn)み、外國(guó)人との結(jié)婚を強(qiáng)く希望する人も出てきた。懐に余裕のある中國(guó)人富豪にとって、美しい外國(guó)人女性と結(jié)婚することも結(jié)婚には至らない戀愛(ài)をすることも、周?chē)欷艘?jiàn)せびらかす資本になる。南方の富豪は米歐の女性を好み、北方の富豪はロシアの女性を選ぶことが多い。

日本では日中間の國(guó)際結(jié)婚はごく一般的なことで、毎年數(shù)萬(wàn)のカップルが誕生する。だがこれまでは中國(guó)人女性が日本に嫁ぐというケースが多く、このような結(jié)婚形態(tài)は日本で一つの産業(yè)チェーンを形成し、日本の「國(guó)際結(jié)婚紹介所」を繁盛させてきた。日本に嫁いだ中國(guó)人女性の暮らしぶりはさまざまで、一概に幸福とはいえない。

1980年代から90年代にかけて、中國(guó)人妻は日本で差別を受けてきた。農(nóng)村の男性や退職した高齢男性と結(jié)婚するケースが多く、経済力や文化的背景の違いから、良好な関係を維持することは難しかった。一部の地域では日本に嫁いだ中國(guó)人女性に対する蔑視もみられた。また、當(dāng)時(shí)の日本社會(huì)では中國(guó)人男性と結(jié)婚する日本人女性が少なく、少ない上に夫と一緒に中國(guó)へ行って定住するケースが多く、日本ではこうした女性を目にすることはほとんどなかった。日本にいれば、好奇の目に曬されるからだ。

中國(guó)の経済発展に伴い、中國(guó)と日本との実力の差に変化が生じ、中國(guó)人男性は日本で歓迎されるようになってきた。日本の厚生労働省が発表した統(tǒng)計(jì)データによると、ここ數(shù)年間、日本人男性と結(jié)婚する中國(guó)人女性のグラフは波を描いて減少した一方、中國(guó)人男性と結(jié)婚する日本人女性のグラフは一直線(xiàn)に上昇した。

日本の大阪大學(xué)のある社會(huì)學(xué)の教授は次のように話(huà)す。今、中國(guó)経済が急速に伸びており、日本の企業(yè)の多くは中國(guó)市場(chǎng)に業(yè)務(wù)を移転させている。日本にいる中國(guó)人の多くは、大學(xué)を卒業(yè)してから留學(xué)したり働いたりしている人たちで、中學(xué)から大學(xué)にかけて長(zhǎng)らく英語(yǔ)を?qū)Wび、中國(guó)語(yǔ)、英語(yǔ)、日本語(yǔ)の3カ國(guó)語(yǔ)を話(huà)すことができる。日本の主な輸出市場(chǎng)は中國(guó)語(yǔ)を主要言語(yǔ)とする中國(guó)市場(chǎng)と英語(yǔ)を主要言語(yǔ)とする歐米市場(chǎng)であり、3カ國(guó)語(yǔ)を操る中國(guó)人は輸出頼みの日本にとってぜひとも大量にほしい人材だ。中國(guó)人の就職率が上がり、中國(guó)人イコール低所得層という見(jiàn)方が薄れてきており、経済的條件の面で中國(guó)人男性は日本人女性に注目されるようになった。また、中國(guó)では日本よりも女性の地位が高く、日本人女性が中國(guó)人男性と結(jié)婚すれば、家庭のために仕事のキャリアを諦めなくてもよくなり、家でも日本人男性と結(jié)婚する場(chǎng)合より大切にされる。日本人女性の間では平凡な生活を求めることが流行しており、配偶者に求めるものは「3平」（平均的な収入、平均的な容姿、平穏な性格）だ。こうしたわけで、経済的にうまくいき、男尊女卑を振りかざすこともない中國(guó)人男性が人気を集めることになった。

中國(guó)人男性を選んだ日本人女性に対し、日本社會(huì)にはさまざまな見(jiàn)方があるが、徐々に認(rèn)める方向になっており、以前のように好奇のまなざしを向けることはなくなっている。前出の教授はこうした変化について、「これは日本社會(huì)の中國(guó)に対する見(jiàn)方がますます多様化してきたためでもある。かつて中國(guó)といえば貧しい大國(guó)だったが、今は中國(guó)人の暮らしぶりは豊かで活力に満ちたものとみなされている。そこで日本人女性が中國(guó)人男性を選ぶことに対し、理解できるという空気になってきた。當(dāng)然のことだが、民族主義的な感情から外國(guó)人男性と結(jié)婚する女性にノーを言う人もいるが、全體としてみれば以前のように不公正な見(jiàn)方をすることはなくなっている」と話(huà)した。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?翻訳/KS?編集/武藤）