2013年8月19日、中國?北京市法制弁公室がこのほど発表した「北京市動物防疫條例（草案）」に寄せられた意見によると、盲導(dǎo)犬が公共交通機(jī)関に乗車できるよう求める聲が非常に多いことが分かった。中國新聞社が伝えた。

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國務(wù)院法制弁公室は、かつて公布した「バリアフリー建設(shè)條例（意見募集原稿）」で市民の意見を公開募集した。この時寄せられた意見原稿では、障害者は國の規(guī)定に基づいて識別マークをつけた盲導(dǎo)犬と公共交通機(jī)関に一緒に乗車してよいと規(guī)定された。しかし、実際は公共の場や公共交通、商店などでも門前払いを受けて入場を斷られることがしばしばある。理由は「ペット入場不可」だからだ。

1頭の盲導(dǎo)犬の育成には18カ月という長い期間と10萬元（約160萬円）以上の費(fèi)用がかかる。多くの人は盲導(dǎo)犬に対する認(rèn)識が不足しており、人間に危害を加える可能性を心配しているのかもしれない。だが、盲導(dǎo)犬は目の見えない人を助ける職業(yè)犬であり、訓(xùn)練士が多大な精力と時間を費(fèi)やして訓(xùn)練し、審査に合格している。主人が危害を加えられそうになった場合以外はおとなしくするようしつけられており、一般に飼われるペットとは完全に區(qū)別すべきである。盲導(dǎo)犬に「ノー」と言うことは、目の不自由な人に対して「ノー」と言っているのに等しいだろう。

盲導(dǎo)犬が社會に受け入れられなければ、盲導(dǎo)犬が存在する意義が大きく減ってしまう。すべての人が善良さと寛容さを持ち合わせているわけではないにせよ、制度の進(jìn)歩や常識の普及によって盲導(dǎo)犬の生存空間はますます広がっていくだろう。盲導(dǎo)犬が真の意味で完全に自由に通行できるようになることを期待したい。(翻訳?編集/碧海)