2019年11月5日、中國(guó)メディアの財(cái)経網(wǎng)は、日本メディアが中國(guó)の大手スマホメーカー小米科技（シャオミ、Xiaomi）の日本市場(chǎng)進(jìn)出について報(bào)じたことを伝えた。シャオミのスマホ市場(chǎng)総監(jiān)である臧智淵（ザン?ジーユエン）氏は4日、微博（ウェイボー）で「その通りだ」と認(rèn)めているという。

日本市場(chǎng)へ進(jìn)出する理由について、記事は「アナリストが中國(guó)國(guó)內(nèi)の市場(chǎng)が飽和狀態(tài)となりつつあり、海外進(jìn)出は各メーカーの共通した戦略となっていると分析している」と紹介。特にシャオミは近年、中國(guó)市場(chǎng)で振るわず、市場(chǎng)調(diào)査會(huì)社Canalysの最新の調(diào)査結(jié)果によると、華為技術(shù)（ファーウェイ、Huawei）の今年第3四半期の市場(chǎng)シェアが42．4％、年間成長(zhǎng)率が66％となったのに対し、シャオミは昨年第3四半期のシェア13．1％から今年第3四半期は9％まで落ち込んだと指摘した。

一方で記事は、「國(guó)內(nèi)市場(chǎng)では苦戦しているシャオミだが、海外では好調(diào)だ」と紹介。その例として、インド市場(chǎng)では今年第3四半期のシェアが約26％となり、9期連続でシェア1位となったこと、歐州での売り上げも好調(diào)で、総販売臺(tái)數(shù)の約3割が歐州で販売されていることなどを挙げた。そして「海外で味を占めたシャオミが、日本市場(chǎng)へ進(jìn)出するのは何も不思議なことではない」とした。

記事はまた、「日本市場(chǎng)で成功するのは簡(jiǎn)単なことではない」とも分析。ファーウェイやZTEはすでに日本市場(chǎng)へ進(jìn)出しているが、その成果はあまり良くなく、IDCによると、日本のスマホ市場(chǎng)はアップルが強(qiáng)く、シェアは安定の1位となっており、サムスンとシャープがその後に続いているが、中國(guó)ブランドは上位に入ることができていないと伝えた。

記事によると、業(yè)界関係者は「日本の消費(fèi)市場(chǎng)は閉鎖的で、中國(guó)メーカーが攻略するのは簡(jiǎn)単なことではない」としている。記事は、シャオミがNTTドコモと移動(dòng)通信技術(shù)に関する必須特許のライセンス契約を締結(jié)したと紹介。これについて業(yè)界関係者は日本市場(chǎng)進(jìn)出のための準(zhǔn)備だとみていると伝えた。（翻訳?編集/山中）