2013年8月18日、獨(dú)紙ディ?ヴェルト(電子版)は、「中國(guó)で洋風(fēng)のインテリアを好む人が増えており、スウェーデンの家具ブランド?IKEAだけでなく、高級(jí)価格帯のメーカーも人気が高まっている」と伝えた。中國(guó)では年間50億ユーロ（約6500億円）もの家具が売れているという。中國(guó)紙?參考消息（電子版）が20日付で伝えた。

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IKEAは現(xiàn)在、中國(guó)本土に11店の直営店を展開している。2012年には平均2．4％の商品価格引き下げを行い、4000萬人の客を集めた。人気なのはこうした廉価帯の家具だけではなく、高級(jí)家具の販売高も高まっている。ドイツの老舗壁紙メーカー?ラッシュは中國(guó)を最大の市場(chǎng)として400店を展開させており、「5?10年後には中國(guó)は世界最大の壁紙市場(chǎng)になる」としている。

歐米風(fēng)の內(nèi)裝はとくに上海や北京、広州などの大都市に住む若い世代を中心に好まれている。広告大手オグルヴィ?アンド?メイザー中國(guó)のクナル?シンハ最高知識(shí)責(zé)任者（CKO）によると、5年ほど前までの中國(guó)では住宅の內(nèi)裝はまだまだ伝統(tǒng)的なもので、お金をかけるとすれば子ども部屋だけだったが、都市化が加速して高層マンションへの入居者が増加すると、より都會(huì)的な住宅が好まれるようになり、住宅全體の內(nèi)裝や家具、小物などにお金をかけて統(tǒng)一感のあるデザインにする人が増えたという。

中國(guó)では「高層建築は現(xiàn)代化と歐米化の象徴」と捉えられている。全國(guó)各地で増え続ける高層マンションの居住者は、従來の中國(guó)スタイルの家具を「大きくて使いにくい」と敬遠(yuǎn)する傾向にある。なお、香港貿(mào)易発展局の調(diào)べによると、中國(guó)本土の消費(fèi)者の73％が「今後、インテリアにもっとお金をかけたい」と考えている。（翻訳?編集/岡田）