2013年8月15日、ロイター（中國語サイト）は中國で盛り上がっているとされる豪華客船業(yè)界に関して、「十分な市場調査が行われないままでの無計畫な設備建設や、中國人と外國人顧客との嗜好の違いなどの原因で、業(yè)界全體が將來的に“嵐”に遭遇する可能性がある」と報じた。20日付で中國紙?環(huán)球時報(電子版)が伝えた。

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中國が大型客船業(yè)界に參入し始めてからまだ10年足らず。しかし、業(yè)界ではすでに累計45億元（約720億円）以上を投入して、國內(nèi)に専用の埠頭5カ所が完成している。さらに、現(xiàn)在建設中の埠頭が3カ所、計畫準備中の埠頭が6カ所ある。

中國交通運輸協(xié)會大型客船?クルーザー分會（CCYIA）のデータによると、中國では2012年に前年比8．8％増にあたる285隻の國際大型客船を受け入れており、旅客數(shù)から見れば、これまでの投資が今まさに利益を生みつつある狀況にある。

しかし、専門家は「業(yè)界は多くの問題に直面している」と指摘する。具體的には、「豪華な施設は損失を出している狀況」「埠頭建設などの計畫に合理性がない」「停泊費用が高すぎる」「通関に時間がかかりすぎる」などがある。CCYIAの鄭[火韋]航（ジョン?ウェイハン）副會長は、「各地方政府當局は十分な利益回収が見込めないランドマーク的な建築物に過度な投資をしている。埠頭建設も各地で盛んに進められているが、すでにある5大埠頭でさえ基本的には赤字の狀況に陥っている」と現(xiàn)狀を説明する。

ある専門家は「一部の投資に関しては、市場の潛在的な成長力など適切な研究を実施しない狀況下で進められている。特に、中國人顧客と外國人顧客の嗜好はまったく異なっている」と、業(yè)界の將來に不安を示している。（翻訳?編集/HA）