2013年8月22日、収賄や橫領(lǐng)、職権亂用などの罪に問われた元重慶市トップの薄熙來（ボー?シーライ）被告の初公判が、山東省済南市の中級人民法院で始まった。同法院は裁判の経過を公式ミニブログ（微博）上に書き込むという異例の措置を取っている。裁判が公正に行われていることをアピールする狙いがあるとみられる。

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法廷には、薄被告の親族5人や報(bào)道関係者19人を含む110人が入った。王旭光（ワン?シューグアン）裁判長は「事件は重大かつ複雑で、8月14日に事前會(huì)議を開いた」などと述べた。

検察官は起訴狀で、大連市長や商務(wù)相の時(shí)代を含め、本人だけでなく妻や息子を通じて2179萬元（約3億4800萬円）の賄賂と、500萬元（約8000萬円）の橫領(lǐng)があったと指摘。さらに妻?谷開來（グー?カイライ）受刑者（執(zhí)行猶予付き死刑判決が確定）による英國人実業(yè)家殺害事件を隠ぺいしようとした職権亂用も起訴理由とした。

薄被告はかつて最高指導(dǎo)部入りが有力視されていたが、2012年に腹心の王立軍（ワン?リージュン）氏が四川省成都市の米國総領(lǐng)事館に駆け込んだことをきっかけに、同被告の汚職が明らかとなった。その後中國共産黨は、薄被告を重慶市黨委書記から解任し、続けて政治局委員、中央委員などすべての職務(wù)を停止した。（翻訳?編集/北田）