2013年8月22日、中國?江蘇省南京市の20歳の女性が、ダイエットが原因で知能が低下したニュースが話題となっている。なぜそのようなことになってしまったのか？行き過ぎたダイエットの危険性について長江日報(bào)が伝えた。

【その他の寫真】

報(bào)道によれば、女性は半年前から食事を減らしてダイエットしていた。1カ月前から発熱と頭痛を繰り返すようになり、その後突然全身がけいれんするようになった。病院で診察した結(jié)果、女性は重癥の脳膜炎と診斷され、知力に障害が殘った。知能は6歳児並みに低下し、回復(fù)することはないという。

湖北省武漢市普愛病院の曽暁雲(yún)（ズン?シャオユン）神経內(nèi)科主任は、自身も以前同様の患者を診察したことがあると語った。その患者は、過度の節(jié)食とダイエットにより抵抗力が低下して結(jié)核菌に感染、それが大脳にまで到達(dá)して結(jié)核性脳膜炎を患い、最終的に植物狀態(tài)になった。

専門家は、過度の節(jié)食やダイエット薬の摂取による減量の危険性について指摘する。ダイエット薬にはダイオウ（大黃）やセンナといった瀉下（しゃか＝下?。┳饔盲虺证某煞证蓼欷皮辍⒏文牑淠I臓、心臓を傷つける恐れがあるだけでなく、下痢を引き起こす可能性がある。

前出の曽主任は「節(jié)食してダイエットしている人が、下痢によって多くのエネルギーを消耗すると、抵抗力が急激に低下し、ウイルスが體內(nèi)に侵入しやすくなる。これは身體をこわすだけでなく、ひどければ命に関わることになる」として、過度のダイエットに注意を呼びかけた。(翻訳?編集/碧海)