中國紙?環(huán)球時報は12日、オーストラリアのジョン?ハワード元首相が「豪中関係を悲観すべきではない」と述べたと報じた。

記事によると、豪紙シドニー?モーニング?ヘラルドは11日、シドニーで行われた豪中企業(yè)家サミットの席上で、ハワード元首相が「オーストラリアと中國の間の資源貿(mào)易は両國間の経済関係に長く続く重要な影響を及ぼす」との見方を示したことを紹介。同元首相は「両國が関係を深めることは大きな益をもたらすが、両國の政治體制が異なることを認めることも重要」とし、「われわれには文化的な違いがあり、自然と友好や協(xié)力が得られるわけではない。両國間には緊張もあるが、解決できないわけではなく、制御可能だ」と語ったという。

記事は、ピーター?ダットン內(nèi)務(wù)相が先月、中國はオーストラリアでのサイバー?ハッキングや知的財産権の侵害について責任を負うべきだと中國を非難していたことを紹介し、ハワード元首相がシドニー?モーニング?ヘラルドなどに対して「ダットン內(nèi)務(wù)相の発言が両國関係の発展を妨げることはない」との考えを示したことを伝えた。元首相は「豪中関係を悲観すべきではない」と述べ、両國の政治體制が異なることに言及して、「雙方は理性的かつ実務(wù)的に問題を処理すべき」と指摘したという。（翻訳?編集/山中）